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『街コロ』

とっくに過ぎましたが先月とうとう40の大台に乗りました。ここらで人生折り返しでしょうか。
え?バッドエンド直前?そんなまさか。はははは。

くだらない挨拶はともかく、誕生日に表題のアナログゲームを家族からいただいたので軽くレビューしてみます。

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2015年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされるという、日本製ボードゲームとしては初の快挙を果たした作品。他にもドイツ国内のアワードをいくつか受賞したらしいです。昨年からたいへん話題になっていたので気になっていたところ、誕生日に家族がまた何かプレゼントしてくれるというので、みんなで遊べそうな本作にしてみた次第。昨年のクリスマスと同じパターンですな。

 
で何回か遊んだ感想ですが、非常に遊びやすいです。特に小さな子供と一緒に遊ぶのにとても適していると感じました。これまで自分が買ってきたゲームは主に自分が遊びたいものばかりだったので、やはり子供と一緒に遊ぶには少し無理のあるタイトルが多かったのですが、これはルールの簡略化やハンデをつけずにお互い楽しめるという点で素晴らしいデザインだと思います。
まず、全てのプレイヤの手番が自分に関係するところが良い。他人のサイコロの結果で自分も利益を得たり不利益を被ったりするので目が離せません。小さな子供は何もすることがない時間(他人の手番など)が長いとすぐに集中力が途切れて飽きてしまいます。誰々が2の目を出したら3コインもらえるぞ、でも6の目だったらコインとられちゃうかも、といった駆け引きが全ての人の手番であるので、子供達は最後まで緊張感を途切れさせることなく遊べます。
またサイコロという不確定な要素が入るのも、思考力に差のある家族間で遊ぶには利点になりえますね。どうしても大人が有利になるゲームではハンデをあげるという手もあるのですが、その子の性格よっては嫌がる場合もあります。どんなに最善手を尽くしても最後はサイコロで覆されることもある、というのはこの場合よい方向に働くと思います。
あとは、これは偶々かもしれませんが、単純に絵柄が可愛らしいというのが、ウチではウケました。特に下の子は好きな絵柄を集めるという楽しみがあるようで、まあ戦略性とはかけ離れた発想ですが、本人が楽しいのならそれで良いのかなと。
 
いちおう残念なところも挙げておくと、基本パッケージだけだとゲームの展開が毎回同じになりがちです。勝ちパターンがある程度決まってしまうので、3×3の○×ゲームとまでは言わないまでも、慣れてくると何も考えずに手が打ててしまう人が多いかもしれません。もちろん相手の戦略によって多少の修正は必要になりますが、大きく変わることはないので、新鮮味はどうしても薄れます。いつも2人でプレイしてた人が5人で、とかならまた違うかもしれませんけども。
 
このゲームには拡張パックが2つ出ているので、おそらくこれらを導入することで、上の欠点は緩和されるのでしょう。
ただ、小さな子供と一緒に遊ぶのであれば、基本パックの複雑さでも十分に楽しめるし、むしろちょうど良いぐらいと思います。万が一、大ヒットしてヘビロテで遊ぶようになって、子供も物足りなくなるようであれば、拡張の購入を検討する感じで良いかと。
個人的にはやっと子供と対等に遊べる対戦ゲームが手に入って、ちょっとホクホクです。
 

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