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『マン・オブ・スティール』

『パシフィック・リム』に遅れること一週間、同じくAさんからお借りしたBD『マン・オブ・スティール』を鑑賞しました。 

スーパーマン物の古典中の古典、そのものズバリ、「スーパーマン」のリメイク作品です。今日では超人物の代名詞的な言葉になっているため、なんだか説明がしにくいですね。あれですか、携帯音楽再生機でいうところの「ウォークマン」みたいな存在?古いか。
さておき、ちょっと遅くなりましたが感想などをアップ。
 
 
今回、ふと気になって「スーパーマン」について軽く調べてみたのですが、原作はもう80年近く前からあるようで。当初から比べるとずいぶん作風も変わって来ているんでしょうね。
今回の映画も、有名なクリストファー・リーブ版などとはかなりテイストが違います。そんなこと言ったら例のマーベル・コミックスのヒーロー作品群とか、最近流行りのスーパーマン物はどれも似たようなものでしょうけど。まぁ、その中でもより方向性をがらりと変えてきている印象。ただ、原案がクリストファー・ノーランという時点で、十分予想できる事態なんですけどね。
 
以下、若干のネタバレを含みます。
 
 
この映画、自分はとても楽しませてもらったのですが、一番気にいったのはやはり序盤のクリプトン星のシーン。何が良いって、宇宙船の造形ですよ。あれはイイ!特に、反乱者のゾッド将軍をファントムゾーンへ幽閉する船のデザインには惚れます。異世界へのゲートを開くシーンも、お約束なギミックとはいえ、スケール感が出てて迫力がありましたね。前半30分ぐらいは予想外のスペースオペラ的展開で、個人的には大いに盛り上がりました。
 
そういえばザック監督お得意の超自然的ビビットな色使いも、SFな世界観によく合ってたなぁ。なるほど、これはこれで味があるなと。あと、液体金属っぽいディスプレイデバイスの表現はとても興味深かった。実用性を考えると表現が単色なのは疑問ですが、映画としては芸術的で映えてましたね。中盤に出てきたクリプトン星の歴史を説明してたレリーフのような表示も味のあるデフォルメが利いててグッド。以前観た「マイティ・ソー」と同じで美術さんが凄く頑張ってる作品ともいえるかも。ああいうの凄く好きです。
 
アクションシーンも凄く頑張っているんですが、正直、頑張り過ぎというか、「トランスフォーマー」と同じで動きが速くて特殊効果がとても派手なため、動体視力の衰えたおっさんにはちょっと辛かった(笑)何が起きてるのか理解がおっつかないところが何か所かあったし。戦い方の基本は殴り合いなので、やってることはドラゴンボールなんですけどね。演出がリアルなので、いちいち物が盛大に壊れる壊れる。「おまいら、余所でやってよ」っていうのが、あのときの地球人の総意に違いない。「スーパーマン」といえば地球人を助けてくれるヒーローだったわけですが、今回はちょっと私的な戦いのシーンが多くて、人によってはそこが残念に感じるところかもしれません。
例の有名なテーマソングが最後まで流れなかったのもむべなるかな。今回の作品にあの音楽はちょっと合わないもんな・・・。
 
あ、それと忘れちゃいけないケビン・コスナー。ごめんなさい、最後のテロップ観るまで出てることに気がつきませんでした・・・不覚。
い、いや、なんか良い味だしてる俳優さんだなとは思ってたんですよ?(<精一杯の負け惜しみ)
 
ちなみに個人的には、女性記者(ヒロイン)が序盤で持ってた一眼レフカメラがNikonの3Dsだったところがハイライト。思わずYes!と声がでました。やっとだよ。やっと映画でキヤノン以外のカメラを観たよ。
と思ってたら、次の瞬間、粉々に破壊されるかつてのNikonフラグシップ機。オーマイガッ。
ハリウッド映画界にはキヤノン信仰みたいなのがあるんでしょうか。いったいなんの恨みがあるのかと真剣に悩んでしまいそうです。いや、半分冗談ですけども。あーもったいない。
 

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