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アナログケーム会

先週末、調布で開催された某アナログゲームの会に行ってきました。

 
家の都合でこの日は午後3時過ぎからの参加。ご一緒してくれる方が見つかるか不安だったのですが、ちょうど一戦を終えた方々からお声をかけてもらってすぐに卓に着くことができました。
 
この日遊んだのは二つです。
 
一つ目、『イスタンブール』。(バネストのサイトに飛びます)
 
アラビアンな商人になって宝石を集める(買う?)ゲーム。今年のドイツ年間エキスパート賞を取った作品だそうです。自分は未所持。
 
参戦者は5名。私だけ初見だったので、持ち主の方にインストしてもらいました。
自分意外が全員経験者だと、このインスト時間がいつも申し訳なく感じるのですが、幸いにも「自分もルール怪しかったんだよね」などと優しい言葉をいただき今回はノープレッシャー。あざーっす。
 
ゲームの内容は典型的なリソースマネージメント系です。4~5人の子分に命令して「宝石」「絹」「香辛料」「果物」といったリソースを集め、それを売り買いしながらお金をため、勝利点である宝石を最初に5個集めた人が勝ち。子分の数が手番の数に、荷車の大きさが持てるリソースの上限になり、どちらもリソースやお金で増やしたり拡張したりできます。効率的に成長させて目的を達成しましょうということで、プレイ感覚は『アグリコラ』に非常に似てました。行動が前の人とかぶるとペナルティがある点も似てます。
 
自分を入れて5人で対戦し、約1.5時間ほどで終了。参加者のなかで紅一点だった方が鮮やかに作戦勝ちしてました。プレイはまだ2回目ということでしたが、定石の理解度が他の方々(自分含む)よりも秀でていた印象。持ち主の方もかなり善戦されてて、あわや同着勝利か!?というところまで追い上げていたんですが、最後の最後で運に見放されて惜敗されておりました。サイコロ運も地味に効いてくるので、上手い人が必ず勝つとは限らないところが如何にもドイツ系です。え?自分?その他2名と同着3位ですよ(<ようするにビリ)。
 
一戦した後に「面白いゲームですね」と軽い気持ちで言ったら、前述したドイツの賞を取った作品なんだから当たり前だと皆さんが一斉にのたまうので、ちょっと笑ってしまいました。この手の会の参加者はやはり一味違いますね。とーしろーで、さーせん。
 
 
二つ目、『ダンジョンクエスト』。(Amazonの商品ページに飛びます)
 
非常に典型的なアメリカンファンタジーのバカゲー(<褒め言葉)です。ゲームの特徴を一言で表すと「運ゲー」。ちなみに今回遊んだのは「クラシック」と銘打たれた最近復刻したもので、前バージョンの無印版は「運ゲー」ですらなくて、ただの「運」だったとのこと。正直意味が分からない。
 
「路地」や「T字路」、「普通の部屋」「クモの巣部屋」「罠の部屋」「底なしの落とし穴」など、基本ろくでもないタイルをひたすらランダムに引いてダンジョンを作りつつ進み、中央のドラゴンの巣に侵入して財宝をゲットして帰還するのが目的。もちろんモンスターも出てくるし罠も盛りだくさん。そのうち3,4割が即死級というバカっぷり(<くどいようですが褒め言葉)。目的半ばで倒れる冒険者も多く、というか、プレイヤーのほとんどが途中で当たり前のように死んでいきます。
この日の初プレイでは開始3手番で詰んだ方がいて、あまりにもあんまり過ぎる展開だったので、「~という悪夢を冒険前夜に見た」という事にして最初からやり直したりしました。
ちなみに運よくドラゴンの巣に入って財宝を手に入れたとしても、前述したように帰り道があります。というかむしろこの帰り道の方が困難を極めるというのがもっぱらの噂。そもそも、何かカードを引くたびに「何も起きない」か「ダメージを受ける」か「死ぬ」かの三択なわけですよ。何も起きないことが一番いい、というのがこのゲームの性質をよく表しています。
ようするに、人の運の悪さをみんなでゲラゲラ笑い、自分の運の悪さをゲラゲラ笑われる、そんなゲーム。
 

2014101301

上の写真は、ゲーム終盤の様子。ボード四隅のスタート地点から各プレイヤーが中央のドラゴンの巣までダンジョンを辿っていき、それぞれが財宝を手に脱出を試みているの図。

結局この日のプレイでは私がノーダメージで2000ポイント近い財宝を持ち帰ってダントツ1位で勝利しました。ほぼすべての障害物、罠、モンスター、ドラゴンブレスを「運で」回避し、最後までまったく危機に陥ることなく終わってしまいました。この手のゲームでこの結果はむしろ美味しくないというか、いわゆるゲームに勝って勝負に負けた感が強かったです。最後の最後、あと一歩で出口というところでギロチンで首を刎ねられるとか、そういう展開がこのゲームの真骨頂なんですけどねえ。使用したキャラクタの特殊能力(危険なカードを破棄して新しいカードを引き直せる)が強すぎる気がしました。次は別のキャラクタでチャレンジしたいところ。

 

総評として、『イスタンブール』は非常によくまとまったゲームで、ケレン味も強くなく、誰にでもお勧めできる優等生的な内容。かたや『ダンジョンクエスト』は人を選ぶゲームで、お馬鹿な展開を笑い飛ばせるメンバーなら最高に楽しいパーティ系でした。どちらが好きかと問われれば、自分なら後者ですが、これを一緒に遊んでくれる人が周りにいるか?と考えると・・・・うーん(苦笑) 購入はちょっと躊躇してしまうところです。そう考えるとこの日は偶然良いメンバーに恵まれてラッキーだったのかもしれません。

 

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