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自転車購入記おまけ

(続き)

 
後日談ですが、防犯登録で少し苦労をしたのでその話を書いておきます。
防犯登録は自転車利用者の義務ということで、基本的には買ったお店で登録してもらいますよね。
では個人輸入した自転車はどうするのか。当然、どこかの自転車屋さんに持って行って、登録をお願いするわけですが、これが結構面倒だったりします。私は一回、個人経営のお店に持ち込んで断られました。
 
ポイントは、防犯登録は利用者の義務だけど、自転車屋の登録作業はあくまでサービスだというところ。要するに、お店には登録作業によるメリットがないのです。できれば自分のところで買った自転車以外は対応したくない。そう考えるのもいた仕方ないところです。
 
私の場合、それ以前に大きな問題がありました。
前にも書きましたが、Warranty(保証書)が白紙で、販売店やフレームNo.の記入がまったくなかったのです。DHLの運送状とINVOICE、受け取り時の領収書があるので、それらでなんとか認めてもらえないかと思いましたが、甘い考えでした。いくらそういった状況証拠があろうとも、保証書にフレームNo.の記載と判子(サイン)がない限り、運送状やINVOICEといった書類と目の前の自転車を結び付ける確固たる根拠がありません。つまり、「私が窃盗して持ち込んでいる」ということを完全に否定することができないので、お店は対応できないというわけです。まったくその通り。すごすごと退散する以外にありませんでした。悔しいですが私の過失でもあるので、納得せざるを得ません。
 
とはいえ、今からまたWarrantyをニュージーランドへ送付してサインをお願いするというのも、正直とても面倒です。
どうしたもんかと考えていると、帰り際、某量販店が目に入りました。ダメ元で立ち寄り、おずおずと防犯登録をお願いしてみると・・・なんと、暇そうにしていた店員さんが「はいよ!」とばかりに二つ返事で対応してくれるではないですか。いいんでしょうか、Warranty白紙ですけど。
 
というわけで、結果的に、量販店の店員さんの機転?で事なきを得ました。念のために書いておくと、どちらが正しいかといえば最初の自転車屋なんだろうなとは思います。
今回の教訓は、国内国外に限らず、通販で自転車を買うときは必ず「保証書にフレームNoとお店の判子(サイン)をもらえるようお願いしておく」ということでしょうね。
もしお願いし忘れた、もしくは何らかの理由で記載してもらえなかったときは、諦めて量販店へGOです。間違っても面識のない小さな自転車屋へ行くのは止めましょう。店員さんを困らせてしまうだけですから。
 
販売国が海外の場合は防犯登録という制度がないことも大いにあり得ます。そんなときは説明が面倒ですが、できる限りそこは頑張った方が後々のためかもしれません。
 
 
あと最後に、購入したバイクのレビューを簡単に。
 
約一カ月、毎日ではありませんが通勤に使用し、250kmほど走行しました。私が感じた「軽量クロスバイク」「内装変速」「ベルトドライブ」のメリットデメリットを書いておきます。
 
【メリット】
 
 ・メンテナンスがほぼフリー
 ・ギア比に無駄がない
  (下から上まで使えるギアが多い)
 ・停車状態でギアが変えられる
 ・見た目がシンプル
 ・走行音が静か
 ・子供が誤ってチェーン油で手を汚したりしない
 (今回は防犯のため室内保管してます)
 
 
【デメリット】
 
 ・外装変速車にくらべて価格が高い
 ・内装変速機の耐久性が未知数
 ・故障したときに修理が難しい
 
 
という感じです。
 
正直なところ、自分にとってのメリットは「メンテナンスが要らない」というところが全てです。それが目的でこんな面倒なことをしてまで買ったわけですし。ロードバイクに乗ってる方々からすれば、その程度の奴はクロスバイクに乗るなと言われそうですが、時間のないなか、車とオートバイとバイクのメンテをするのはシンドイです・・・・。
 
それとメリットの一つに走行音が静か、と書きましたが、これはデメリットにもなり得ます。特に歩道を走っているときは、気づかれにくいのでかなり気を使います。
ただ、もちろん完全に無音というわけではなく、タイヤのロードノイズはそれなりにありますし、あと良く分からないのですが、気温が高くなるとベルトから「ピシッ、ピシッ」と小さな音がします。恐らくセンタートラック式のベルトが噛みあうときの微妙なズレのためではないかと思っています。細かいところが気になる人は、センタートラック式は避けた方が良いかもしれません。
 
デメリットは価格が高いに尽きます。これはもう仕方がありません。日本では内装変速はロードな方々に見向きもされないため、ママチャリぐらいでしか採用されません。そのため今後のコストダウンもあまり期待できない気がします。
 
ちなみにロードな方々に見向きもされない理由はいろいろあると思いますが、基本的に外装変速に比べて「重い」ということと、チェーン式と違ってベルトは切れ目がないため、フレーム側にベルトを通す切れ目が必要になり、結果的に外装変速のバイクと互換性のある部品で組めない、修理の時に面倒、などが挙げられます。
 
この修理が面倒なのは自分も一番不安に感じている点です。ベルトドライブは、かなり大きなテンションをかけないといけないのですが、今回購入したバイクにはテンショナーがついていません。外装変速のリアディレーラのような、テンションをコントロールする機構がないのです。
 
テンショナーのないバイクで、どうやってテンションをかけるかというと、リアエンドに引き幅がある特殊なフレームを使うか、エキセントリックBB(ボトムブラケット)と呼ばれる、これまた特殊な機構を使うかの2択と言われています。ちなみにAVANTIのINC3は後者を採用しています。
 
恐らく駆動系が壊れた場合、自分では直せない可能性が高いです。今から、近くのバイク屋さんと懇意になっておこうと画策しているところです。
 
ところで、内装変速のデメリットとして、外装に比べ伝達効率が悪い、という話があります。歯車の機械損失は「はめ合い損失」が主たる要因になるため、足からタイヤへ力が伝達する間に介在する歯車が多ければ多いほど損失は大きくなります。よって外装よりも内装の方が効率が悪くなる。これは理論上は確かにそうなのですが、実際はどうでしょうか。
 
会社の自転車置き場などでクロスバイクやロードバイクをみると、毎日の通勤使用でメンテが追いつかず、チェーンやスプロケットが黒くドロドロになっていたり、錆びていたりするものがたくさんあります。「はめ会い損失」は結局のところ摩擦に起因するものなので、いくら歯車の少ない外装でも状態が悪ければ伝達効率も良かろうはずがないと思うのです。その点、汚れようのない内装変速は、いくら遊星歯車がたくさん回っていようが潤滑オイルが劣化しない限り摩擦はそれほど変わらず、伝達効率も比較的良好に維持できるものと期待しています。
 
以上、ぐだぐだと書きましたが、「今のところ満足しています」ということで。
 
 
おわり。
 

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自転車購入記4

(続き)

 
5.税金その他
 
 海外で物を購入して輸入すると、商品代の他に様々な費用がかかります。
 今回購入した物を例に、お金のかかり方をまとめると、以下のようになります。
 
① 販売国の消費税
 まず販売国の消費税がかかります。ニュージーランドでは「一般消費税(GST:Goods and Services Tax)」と呼ばれ、現在は 15% のようです。
 
 (商品代金)×0.15
 
 
② 送料
 今回はDHLの代金になります。比較的高く、人によっては絶対に使わない、という方もいます。注意。
 
 こことかで見積もり可能。
 
 
③ 関税 
 上記①と②を足したものが課税対象額になります。
 関税はこの額にかかる・・・わけですが、ここで、個人的に使用するものに限って特例があり、①+②の60%が課税対象額になります。
 
 ちなみに、課税対象額が10,000円以下のものは無税となります。が、残念ながら今回の自転車はそんなに安くありません。ではいくらなのか。
 関税率は10万以下だと簡易税率表で計算する、などいろいろ分かりにくいところもありますが・・・・結論からいうと、自転車はそもそも無税だったりします。
 
 こちらを参照下さい。H.S. code の 8712.00 が自転車になります。しっかり「無税」と書かれています。
 
 よって
 
  (((商品代金)×0.15+送料)×0.6)×関税率 ⇒ ゼロ
 
 DHLのような業者を利用した場合、税金の手続きや支払いは代行してもらうことになり、一般には商品を受け取るときにその代金を支払います。しかし今回は上のような理由で、関税については請求されていません。
 
 なお、「20万以上はやっぱり課税されるよ!」という話も聞きましたが、リンク先の情報を信じるなら、いくらであっても無税が正しいと思います。
 
 
④ 消費国内消費税
 ようするに日本の消費税です。ご存じの通り絶賛8%施行中。
 
 ((商品代金)×0.15+送料)×0.08
 
 
⑤ 立替納税手数料
 DHLさんへのねぎらい金です。通関手数料も含んでおり、さらにこの金額に消費税がかかっています。今回の場合、千円前後です。
 
 
以上、すべての経費を合計すると、次のようになります。
 
 ((商品代金)×1.15+送料)×1.08+(立替納税手数料)
 
 
関税がかからないので、自転車の輸入は(金銭的には)結構お得だと個人的に思います。輸送手段さえ、ちゃんと選択すれば
 
もちろん、様々なトラブルも考えられますので、そういったリスクを勘案して判断する必要はあるでしょうね。
 
自転車を個人輸入しようと考えている方の参考になればと思います。
 
 
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(購入記おまけに続きます)
 

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自転車購入記3

(続き)

 
3.配送
 
 注文したバイクは、Kimさんが言った通り、だいたい一週間弱で届きました。
参考までにDHLの追跡ログを晒しておきます。
 
201406261
 
実質5営業日で到着しているので、月曜日に集荷していれば金曜日に届いたかもしれませんね。早いもんです。
 
なお、受け取り時には関税や手数料などを支払う必要があるため、不在だとお持ち帰りされてしまいます。
 
梱包はこんな感じ。
20140626_2
サイズは136×75×23でした(DHLのAWBより)。
予想以上に箱はボコボコ。精密機械を空輸する気にはとてもなれないなと思いました。
 
 
4.組み立て
 
ところで梱包されているバイクの状態ですが、事前のKimさん話では「85% assembled」とのことで、「残りは恐らく自分で組み立てられると思うけど、もし難しい場合は近くの自転車屋さんに泣きついてね(はーと)」とありました。もちろん、(はーと)はそんなニュアンスを感じたというだけです。どうせ残りの15%はペダルとかサドルとかその程度でしょ?と高を括りつつ、その実、ベルトのテンション張るところからだったらどうしよう、などとビクビクしながら梱包を開けてみると・・・・。
 
20140626_3
概ね予想通りでした。
 
20140626_4
素人には難しいBB(ボトムブランケット)やヘッドパーツ、リアハブ、ベルト、クランクまわりは既に組みつけられてます。
 
20140626_5
前輪とブレーキローター、ハンドルバー、小物類とぺらぺらのマニュアル、そしてWarranty(保証書)。
この何も記載されていない保証書が後で問題になります。
 
20140626_9
本バイクの心臓部。リアハブ。この中に、11のギア比を実現する遊星歯車機構が詰まっています。
 
うほっ、この歯車感がたまりません!
実物もシースルーにして中が見えるようにしてくれないかなあ!(<病気)
 
 
 
結局、自分で組み立てる必要があるのは大まかに以下の四ヶ所だけでした。
 
① ハンドルバーのステムへの取り付け
② サドル、ペダル取り付け
③ ベル、反射板などの小物取り付け
④ 前輪のディスクブレーキ(ローターとキャリパ)取り付け
 
①は六角レンチがあれば楽勝です。ハンドルの中心を取るのが多少難しいぐらいで難なくクリア。ただし、重要な部分ですのでトルクには気を使いました。
②もスパナ等があれば問題ありません。シートポストなんてフレームに挿してレバーで止めるだけですしね。
③もドライバーなどで簡単に取り付け完了。
 
と、ここまでは順調だったのですが、最後の④だけは少し難儀しました。
まず、ブレーキローターがセンターロックするタイプだったのが想定外。
 
20140626_7
20140626_8
 
6穴ボルトのタイプならレンチだけで対処できたのですが、センターロックの場合、「TL-LR15」と呼ばれる特殊工具が必要になります。
が、そんなものは当然用意していなかったので、この日は手の力でいけるところまで無理やり回して固定。(もちろん後日、特殊工具を取り寄せて締め直しました)
 
次にブレーキキャリパの取り付けですが、レバー開放時にローターがブレーキパットに触れないよう取り付けるのが難しい。ちょっとでもズレていると、走行時に「シューシュー」と金属が擦れるような音がするので、タイヤを回しつつ、音がしない(パットがローターに触れない)位置を探し、見つけたらそこからズレないようにボルトを締める。言うは易しですが、ボルトを締めると位置がズレて触れてしまったりして、何度もやり直しました。
 
そんなこんなで多少苦労もしつつ、約2時間ほどで開梱から組み立て、ゴミ処理まで完了。
完成したバイクを持ち上げてみると、なかなか軽い。前のESCAPEに比べるとリアが重いのでバランスが悪く感じますが、全体的にはほとんど変わらないんじゃないでしょうか。ちゃんと測ってませんが、恐らく総重量は10~11kg程度だと思います。
 
既に夜中の0時を回ってましたが、タイヤに空気をシュコシュコ入れてこっそり外に持ち出し、少しだけ走行してみました。
第一印象は「とにかく静か」。チェーンやギアの音がまったくしないので、不思議な乗り心地です。あと思っていたより「ダイレクト感」があり、久しぶりのスポーツ走行が楽しめました。
 
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(購入記4に続きます)

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自転車購入記2

(続き)

 
2.問い合わせと発注
 
 最初はWebにリンクされていた問い合わせ先にメールしました。INC3というバイクに興味があることを伝え、日本で購入することができるかを、簡単な英語で質問しました。夜に送信したら、次の朝には返信が届いてびっくり。この時に限らず、AVANTIは非常にレスポンスが良く、好感がもてました。(時差の関係もあると思いますが)
 
さておき、質問に対する答えはNo、日本にはストックがないとのこと。ただし、現在日本の新しいディストリビュータを選定しているところ、だそうでした。
そこで次に、「今買いたい」「どうしたら買えるか?」と質問しました。私は英語のライティングにあまり自信がないのですが、とにかく誤解されない表現を心がけ、聞きたいことをシンプルに書くようにしました。
これに対する答えもシンプルで、「欲しいなら輸送費を払え」とのこと。仕事でもたまに外国の方とやりとりをするのですが、基本的に要点のみで返ってくることが多くて個人的には好きです。
 
彼らのメールは毎回だいたい以下のような感じ。
 
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Hi ○○○san. 
 
(要点1~2行)
 
Best regards
 
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今回対応して下さったKimさんは、表現も平易で分かりやすく、とても助かりました。
 
その後、「費用はいくらか」「支払い方法は?」「輸送はFedEX?」「配送にどのぐらい時間がかかる?」「そもそも希望サイズのストックある?」といったやりとりをして、まあだいたい問題なさそうだと判断し、最後に購入したい旨を伝えました。
 
価格は相場も変動するでしょうし、ここでは敢えて書きません。コンポーネントのグレード、というかAlfine11が組まれていることを勘案すると、本体価格はかなりリーズナブルだったと思います。ただし、DHLで空輸したため、輸送費は非常に高かったです。本体価格と輸送費の比率は、だいたい5:4ぐらい。Wiggleのような大手の輸入代理店での配送料に比べると、3~4倍かそれ以上かかっているかもしれません。まぁニュージーランドから自転車を送ってもらうのは初めてだったので、正直言えば相場がよくわからないのもありますが、他の輸送手段でお願いできないか、などの交渉ができなかったのは反省点ですね。自分で現地に行って買ってきた方が安いんじゃないかとも思ったぐらいです。
 
もうひとつ反省点かなと思っているのは、支払方法について。クレジットカード番号などを直接伝えろという話になり、かなり迷ったのですが、結局その方法で承諾しました。本当であれば、PayPalのような信用のおける支払い代行業者を間におきたかったのですが、これも上手く交渉ができませんでした。結果的にまったく問題なく取引ができたのでオーライとはいえ、情報の漏洩といったリスクを考えると今一つな取引方法だったと言わざるを得ません。
 
ちなみに、アメリカのようにカードの両面コピーをFAXしろとか、身分証明書をみせろとか、そういった面倒は一切ありませんでした。ニュージーランドでは詐欺事件はあまりないのでしょうか。カード番号や名義、有効期限のような情報をメールで伝えるだけ。FAXで送る方がセキュリティが高いという意見もありますが、相手がそのFAX用紙を杜撰に管理してたら同じなので、どっちもどっちかなと個人的には思います。
いずれにしても、大手輸入代行店かeBeyなどに登録されたショップで買えるのであれば、それを利用するにこしたことはありませんね。
 
決済が無事済むと、TAX INVOICE と、DHLのAWB(運送状)のスキャナデータがpdfで送られてきました。この内容から、受け取り時に支払う関税が計算できます。
 
ちなみに納期ですが、Kimさんの回答では決済されてから届くまでにだいたい一週間ぐらいとのこと。赤道を挟んで反対側からそんなもので届くのだなあとちょっと感慨深い気もしました。
 
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(購入記3に続きます)

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自転車購入記1

五月の下旬に個人輸入で自転車を買いました。これから何回かに分けてその顛末を書き留めておきます。このBlogは意外に自転車の検索で来られる方が多いので、本エントリーが誰かの参考になれば幸いです。

(自転車に興味のない方にとっては退屈な話題だと思うのでスルーして下さい)
 
 
1.モデル選定
 前の愛車 GIANT ESCAPE R3.1 がお亡くなりになってから2年間ぐらい、自分の理想と考える自転車をずっと探していました。求める条件は以下です。
 
 ① クロスバイク
 ② 11速の内装変速(Alfine11)
 ③ ベルトドライブ
 ④ ディスクブレーキ
 
①は片道17kmの通勤と、普段乗りの両方に使いたいため。②③は前のESCAPEで、毎日通勤に使用しているとメンテナンスが大変になることが分かったので、ベルトドライブで労力の削減を画策。ベルトドライブは外装と組み合わせられないので、なし崩し的に内装になります。④は雨の日でも安定した制動力を期待しての選択。
 
で、少し調べればわかるのですが、上記を全て満たすものはほとんど売ってません。唯一、ブリヂストンがOrdinaのs8cbというのを出していて、①②③をある程度満足するのですが、いかんせん内装変速がShimanoのNexus8。名前の通り8速しかないので、丘陵地帯である多摩地区では使いにくいのです。やはり11速のAlfineが欲しい。ここはどうしても譲れませんでした。
ちなみにOrdinaのベルトドライブモデルは2013年で終了していて、2014年現在はCYLVAという名前に変えて販売されています。コンポーネントはほぼ一緒で、前輪のみディスクブレーキになっているのが、フレームを除いて唯一の変更点でしょうか。④の条件を半分クリアするので、理想に近いといえば近いのですが、リアハブがNexus8のままなので残念ながら対象外です。それに、カラーバリエーションも含めてデザインはOrdina s8cbの方が良かったんですよね。
 
実は私が上にあげたようなバイクはコミューター系として海外メーカーでは一定の地位を築いていて、毎年数モデルが販売されています。SCOTTのSUB10や、FOCUSのPlanet 、FELTのX-Cityなどが、それにあたります。一時期は、TREKやGIANT、MERIDAなどでもリリースしていましたが、この業界はモデルの入れ替わりが激しく、発売した時に購入しないと以後ほとんど手に入りません。私が購入しようとしていた5月の時点で日本で普通に購入できそうだったのは、BMCの alpenchallenge AC01 Alfine 8 ぐらいでした。しかしこれも、Alfineではありますが8速しかないので除外。それ以前に高くて手が出せないということもありましたが・・・。
 
結論からいうと私の理想とする自転車を国内で普通に購入するのは難しいことが分かり、思い切って個人輸入することにしました。拙い英語力を駆使して海外Webサイトを巡り、前述の条件に当てはまるものを絞り込んでいった結果、最終的に決めたのがAVANTI INC3というモデル。AVANTIはニュージーランドのバイクメーカーで、欧米や日本ではマイナーですが、オーストラリアや日本以外のアジア地区ではそれなりに知名度があるそうです。リンク先を見ていただくと分かるのですが、Webサイトは日本語版があるんですよね・・・。それなのに日本に代理店がないという。なんとも不思議メーカーです。
 
それはともかくAVANTI INC3ですが、気になる主要コンポーネントは以下の通り。
 
 フレーム ADT 6061 Formtech Alloy, Belt Drive Capable
 ブレーキ Shimano M446 Hydraulic Disc
 ハブ Shimano M435, Shimano Alfine 11-Speed Rear
 タイヤ  Continental Sport Contact 700 x 37c
 チェーン  Gates 118T CenterTrack Carbon Belt Drive
 
ほぼパーフェクトです。タイヤが37cで、28cだったESCAPEに比べるとずいぶん太いのが気になりましたが、これは結果的にむしろオーライでした。
 
Webサイトには肝心のプライスが記載されていなかったので、まずはメールで問い合わせることにしました。
 
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(購入記2に続きます)

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『STEINS;GATE』

友人がお勧め(?)していた『STEINS;GATE』のiOS版が安くなっているのを発見したので、今更ですが購入してみました。
クセがあって人を選ぶとのことで、一応、事前に調査をしたのですが、拒絶反応を示すポイントが「萌え」「中二病」ということだったので、たぶん自分は「選ばれる側の人間」だなと判断してそのままポチり。
空いた時間にちまちま遊び、一か月ほどかかって先日やっと全ルートをクリアしました。
 
この手のテキストゲームは本当に久しぶりで、最後にやったのはかれこれ10年以上前になるんじゃないかな。もう今のノリにはついて行けなくなってるのではと最初は不安だったのですが、なんでしょうか、びっくりするぐらい変わってなくてむしろ驚きました。
キャラクタの性格付けから会話のセンス、世界観、ストーリー展開・・・おお、昔懐かしの18禁ゲーだ・・・・と思っていたら、制作はニトロプラスなんですね。そりゃ同じなわけです。昔とった杵柄といったら語弊ありますが、まったく問題なく楽しめてしまいました。年甲斐がないと言うべきなのかもしれません。
 
ストーリーの基本は以前ここでも感想を書いた映画「バタフライエフェクト」そのままでした。トゥルーエンドのラストシーンといい、ほとんどオマージュ作品と言ってもいいと思います。
超自然的な力をもってしても抗えない「運命」への絶望感や無力感、そして諦念へと至るそのせつなさがこの作品でも上手く演出されていて良かったのではないかと。個人的に、終盤にみせる主人公の苦悩は声優さんの演技もあいまって、なかなか心に響くものがありました。いや、ほんとこのゲームの声優さんは良かった。いつもはボイスを聞かずにクリックで飛ばす派なんですが、要所要所の台詞はちゃんと聞きたいという気持ちにさせられましたしね。特に主人公の「フゥーハハハ!」は絶品だと思います。
 
それにしてもトゥルーエンドの伏線の回収は見事。最初に見た屋上のタイムマシンを主人公がなかなか思い出さないのには、ちょっと如何なものかと思いましたが、メタルウ―パの件といい、悲鳴の件といい、ビデオメールといい、本当に良く練られてるなと思いました。
伏線といえば、ひとつだけ最後まで良く分からなかったのは、主人公が幼少のころ一ヶ月近く高熱で寝込んでたという話。あれは結局なんだったんでしょうか。きっと未来の誰かがタイムリープで記憶を上書きをしたに違いない!と推理していたのですが、まったく外れていたようで。リーディングシュタイナーを獲得したときのエピソードというだけなのかな?
 
他にも書きたいことがいっぱいあるのですが、時間がないので例によって後は箇条書きで。
 
【良かったところ】
・BGM全般、オープニングムービー
・声優さん、特に主人公とダルとまゆりの役の人
・序盤のSERNのハッキングシーン
・なんだかんだでまっとうな性格の主人公
・ツンデレ
 
【嗜好垂れ流し】
・好きなビジュアル順
 ルカ子 > 留未穂 > 助手 > バイト戦士 > 萌郁 > まゆり
 
・個別ED
 バイト戦士 >> 留美穂 > 助手 > 真ED > まゆり > ルカ子
 
【面倒だったところ】
・Skip機能を使うとメール着信を逃すときがあるので、結局手動で文章を送る必要があった
 (iOS版だけ?)
 
【残念なところ】
・ジョン・タイターがらみとはいえ、この手のフィクションでCERNを連想させる組織を安易に登場させて欲しくなかった
 
【認識を改めた言葉】
・中二病
 (子供が背伸びして大人ぶった事を言うことだと思ってたら全然違う使われ方をしていて驚いた)
 
【かなりどうでもいいツッコミ】
・"Human is dead,mismatch" は "Human was dead ~" では?
 
 
最後はちょっとネガティブなことも書きましたが、総じて大満足なゲームで、この一カ月間は楽しかったです。終わってからも、もっとラボメンが海水浴行ったり、お泊まり会するような話が読みたかったなと思わされるぐらいにはハマりました。
いやはや、本当に年甲斐がありませんね。
 

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