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『ゼロ・グラビティ』

サンドラ・ブロック主演のSFパニック映画を鑑賞。一週間ぐらい前にBDで観ました。ジャンルはSF・ヒューマン・サスペンスだそうですが、ようするにディザスター物だと思います。地球を舞台にした災害はやり尽くされているので、とうとう宇宙に出てみましたという感じ。地球の軌道上ですので、脅威となるのは宇宙ゴミ、いわゆるデブリです。ロシアが不用意に破壊した自国のスパイ衛星の残骸が他の衛星に次々と衝突してデブリが拡散し、船外活動中だったアメリカの宇宙飛行士に襲いかかる、という筋書き。どうでもいいんですが、未だにアメリカ映画の悪役は「ロシア」なんですねえ。ケスラーシンドロームは比較的現実的な脅威ではありますが、かなり昔からその問題は指摘されていて、ロシアともなれば細心の注意を払っているはず。フィクションとはいえ、ちょっと無理のある設定ではないかなーとは思いました。

 
さておき映画の感想ですが、「宇宙」と「サンドラブロック」というフェイバリット要素が入っていて楽しめないわけがないのです。リアルものだけに細かな科学考証に引っ掛かりもしますが、基本的にはオーソドックスなパニック映画。難しいことを考えずに最後までハラハラ観ていられました。何といってもやはり衝突のシーンは圧巻です。しょせんCGだとか言う人もいるでしょうが、ここまでクオリティが高ければ、何も言うことはありません。観客は素直に手に汗握るだけです。あと何気にストーリーも悪くなかったです。シンプルな割に効果的な心理描写があって、個人的には好印象でした。
ただ、映画館で観れなかったというのはやはり痛かったですね。正直に言うと、それだけでかなりテンションが落ちました。ディザスター物ほど家で観て勿体なく感じる映画もありません。やっぱり可能であればIMAXに行きたかった・・・。本当に残念です。
 
最後によく分からなった点を二つ。
 
一つ目、ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロック(共に役名失念)が宇宙服のスラスターでISSへ帰還しようとして、燃料切れで慣性を減殺できずISSに衝突するシーンがあります。ここで、サンドラ・ブロックの足にロープ?が絡みついてなんとかISSとの相対速度がゼロになるのですが、そのとき手をつないでいたジョージ・クルーニーは、なぜかその後も不思議な力であらぬ方向へ引っ張られていて、そのまま手をつないでいるとサンドラ・ブロックに絡みついたロープが外れて、二人でまた宇宙を彷徨ってしまうと判断したクルーニーが自分から手を離してしまいます。この時の物理現象がさっぱり理解できませんでした。二人の宇宙飛行士はロープによって勢いが殺されてISSと同じ慣性系に属したと考えられるので、何か他の力が働いていたとしか考えられないのですが、納得のできる説明が思いつきません。遠心力?それとも地球の重力?
 
二つ目、アメリカと中国の宇宙ステーションが近すぎる気がします。宇宙では空気がなく遠くの物がはっきり見えますので、近くに見えるけど何百kmも離れているんだよ、ってことなのしれませんが、実際どうなんでしょうか・・・?案外、あんな感じに見えたりするのかなぁ。
 
私の宇宙の知識は中途半端なので、実はそんなに変じゃないってことなのかも。
誰か詳しい人いたら教えて下さい。

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