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『ユニコーンの日(上)』~『虹の彼方に(下)』読了

機動戦士ガンダムUCの原作。読み終わったのはずいぶん前です。主に電車の中で読みました。全10巻ですが早い人なら1週間かからずに読めると思います。いわゆるライトノベルの類でしょうか。自分は雨の日の通勤でしか電車に乗らないので、例によってチマチマ半年ほどかけて読んでました。まあ、最初のうちは映像の進捗に合わせて読もうとしていたからという事情もあるのですが。
著者は『亡国のイージス』なんかで有名な福井晴敏さん。根っからのガンダムファンらしく、今回は自分から企画を立ち上げたとかなんとか。そういえばターンAガンダムでも小説版を書いてたような気がするなぁ。地の文もしっかりしているし、映像作品が先行したノベライズものとは違って、一つの作品として安心して読めます。エアロックの気圧が下がると次第に音が聞こえなくなったり、宇宙では大気によるボケがないために遠近感が掴みにくい、といった描写などSF的な科学考証は予想外に(といったら失礼かもしれませんが)しっかりしていて好感が持てました。ガンダム愛が抑えきれなかったのか、ところどころにやり過ぎ感の強いオマージュ?が散見されて、いくぶん2次創作っぽくなる面もありましたが個人的には許容範囲でした。ガンダムが好きならそれなりに楽しめると思います。ただし、ファーストガンダムにあまり強い思い入れがあると、逆に違和感のようなものを感じるのではないかなーとか、なんとなく思いました。やはり富野さんのカラーとは何かが違うような気がします。
個人的には物語の中盤で語られる、「すべての物事は人の善意から発している」という主張はなかなか興味深いと思いました。性善説と性悪説の戦い、と無理やりまとめられなくもないストーリーでしたね。落ちが少し甘ったるいというか予定調和なところはやはり漫画的ですが、そういったお約束の展開を含めて自分は十分に楽しめました。映像作品と同様、ガンダム好きなら読まないのはもったいないと思います。

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Comments

小説UCって完結してるんだ。しらなんだ。

Posted by: ササキ | October 17, 2011 at 00:26

映像化される前に完結したみたいよ。

Posted by: 通りすがりの管理人 | October 18, 2011 at 12:09

ゲームに登場するユニコーンは、何であんなに微妙な性能なんだろう?

ところで最近ジェスタにぞっこん。
かっこよくねぇ?

Posted by: 名状しがたいガンダムのような物・・・AGE | October 18, 2011 at 21:01

おひさ。ユニコーン、ガンダム無双3だとそれなりじゃなかった?まあ原作のあのとんでもなさからすると確かに微妙だけど・・・。
ジェスタはHGで出てたね。なぜかバーチャロンを思い出すんだよな。映像のエピソード4でやっと出るね。ブライトさんの声が違和感なくてホッとしたよ。

Posted by: 通りすがりの管理人 | October 20, 2011 at 00:55

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