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自転車について

クロスバイクを購入してから1年半が経ちました。総走行距離も4200kmを超えてそろそろタイヤ交換が必要な時期です。前にも書きましたがホーネットが逝ってからはほぼ毎日通勤に使っていたので、タイヤだけでなくあちこちガタがきてます。ついでに自分の膝もかなり怪しげ。人車ともども一度オーバーホールが必要かもしれません。
そんなEscape君ですが、125Dukeが納車されてからというもの浮気しまくりで一度も乗っていません。今は特に楽しい時期なので、当分はバイク通勤かなーと思います。いつか気が向いたらまた乗るので待っててね。

さて、自転車といえば何やら今後は警察の指導が厳しくなるらしいですね。幅3m以下の歩道は走行禁止というから驚きます。3m以上の歩道ってなかなか無い気がするんですけど、どうなんでしょうね。まあ自分はいつも車道走ってるので関係ないんですけど、ママちゃりみたいなシティサイクルも厳しく指導されるようになるんですかね。慣れてない人はかなり怖いと思います。
よく言われるように法的には自転車は車道の左端を走ることになっていて、歩道は自転車もオッケー標識があれば良し、なければ徐行ないしは降りて押せってことになってます。歩行者優先なので当たり前ですが、その当たり前が日本では全く無視されてきたという経緯があります。免許不要、年齢不問、罰則も(昔は)軽いとなれば、マナーが悪くなるのも必至かもしれません。とはいえ、じゃあ素直に車道を走るとどうなるかというと、こんどは自転車に慣れていない車に煙たがられ、必要以上に敵視され、ともすると非常に怖い思いをすることがあります。自転車側のマナーが悪いからだと仰るドライバーさんも多いですが、私はどっちもどっちかなと思います。右折車が直進する自転車を遮るように曲がってきたり、「道路左端を走行」という原則上、左端が左折専用レーンであっても直進せざるを得ない自転車に慣れない車がぶつかってきたりと、速度差の大きい自転車にイライラして怖い運転をする車が多いです。ま、自分も車運転するので気持ちはとてもよく分かるんですが。結局のところ日本では歩道をゆっくり走るのが一番安全。しかし、スポーツバイクでは平均時速20km以上で走る(走りたい)ため、歩道はとてもじゃないけど怖くて走れません。なので自分は車道オンリー。別に法を遵守したいからではなく、ある意味保身のためです。
で、前述のように車道は車道で危険がいっぱいなので、個人的に気をつけていることを挙げると以下のような感じ。

 ① なるべく2車線以上ある大通りを走る
 ② 反対車線は絶対に走らない
 ③ トンネル、橋などの幅の狭い道は車を先に通してから最後尾を走る

信号を守るとかそういうのは当たり前なので割愛してます。特に一つ目が重要だと思います。車が後ろから抜けない狭さの道を走るといろいろ怖いですから。多少回り道でも広い道を走った方がスピードが出て結局早いこともあります。後はあれです、車を運転しているときと同じように、普通に交通規則を守って、譲り合いの精神があればよほどのことがない限り事故らないと私は思っています。なぜか自転車に乗ると車のときのマナーを忘れる人が多いみたいですけど。

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『わたしを離さないで』読了

夏季休暇中に読んだ本です。著者はカズオ・イシグロ。たぶんこの人の作品の中で、今のところ一番読み易い本なんじゃないでしょうか。とある施設で生まれた子供たちが様々な経験をしながら大切な記憶を胸に刻み、生を全うするお話。とても良かったです。久しぶりに浅田次郎の作品以外で泣きそうになりました。初読よりもストーリーや世界観が理解できている2回目のほうが心に響きます。
この作品は世界観が独特なのですが、あえて最初から説明せず、読み進むにつれ徐々に理解できるよう作られてます。それは物語の主人公たちが子供から大人に成長していく過程で、世の中の、そして自分たちのかたちを次第に理解していく体験を読者にも共有させる意図があるのだそうです。それがどこまで成功していると感じるかは個人差がありそうですが、私はなかなか面白い試みだと思いました。

この作品は世界観を説明せずに感想を書くのが難しいので、以下はネタばれありです。
これから読む人は見ないことをオススメします。









この作品の主人公たちは臓器提供のために生み出されたクローン人間です。成人した彼らは早ければ一度目の「提供」で、運が良くても四度目の「提供」で短い生を終えます。それは絶対に避けられず、それゆえ彼らは淡々と従順に使命を果たします。面白いと思ったのは、この手のストーリーにありがちな悲壮感や生への執着といったものがあまり語られない点です。それはクローン人間や短命であるといった設定がただの舞台装置に過ぎず、作者が書きたかった本質ではないからだろうと思います。ある番組で作者自身も言っていたのですが、この作品は人間性について楽観的な見方をしています。自分の人生が残り少ないと感じた時、人は何を重視するのか。今際の際に我が人生に一片の悔いなしと想うには何が大切か。それは赦しであったり、友情や愛情、それらの記憶だとイシグロは言っています。自分の中の幸せな記憶、死んだ後も誰かの記憶の中に残ること。それは 死に対するpartial victory (部分的な勝利)でありconsolation against death (死への慰め)なのだと。自分も2年前に祖母が103歳で亡くなったとき、彼女は幸せだったのだろうかと考え、同じ結論に達したことがあります。誰もが考える普遍的な思想かもしれませんが、それを美しい文章で読ませてもらえたことがとても良かったです。
また、個人的に好感がもてたのは、主人公たちに対する普通の人間たちの反応が、基本的には嫌悪感だったということです。一番の味方だったエミリー先生やマダムでさえ、身震いを抑えるのに必死だと本人に明かします。そして最後まで人間と同等には扱いませんでした。それはとても自然な感情だろうと思うのです。クローン人間というものがもし本当に作られて自分の目の前に現れたら、きっと憐れみよりも先に畏怖を感じるだろうと自分も想像するからです。こういった描写のリアリティが、ありがちなストーリーでありながら陳腐さを感じさせない理由の一つではないかと思いました。

なお、自分が読んだのは翻訳された本でしたが、まるで最初から日本語で書かれているかのようにとても美しい文章だったことを最後につけ加えておきます。英語力がもっとついたら原書も読んでみたいですね。

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納車されました

今日(日付が変わってるので厳密には昨日)、新しく購入したバイクが納車されました。

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KTMの125Dukeです。その名の通り排気量は125cc。法律上、原動機付自転車に分類されます。6月末に予約して途中船便が遅れるといったトラブルもあり、なんだかんだで4ヶ月待たされました。その間ずっと自転車通勤だったので、まあ良いダイエットにはなりましたね。おかげで現在の体重は40kg台。これからすぐにリバウンドすると思いますけど。

ディーラーから家まで少し走った感じでは、グイグイ引っ張るようなトルクは当然ないにしても、フラットな特性で下から上まで良く回る印象でした。慣らし運転中ということもあり、やる気満々で加速する車にはさすがについていけませんが、下道なら十分流れをリードできる性能があります。少し心配していた足つきも、乗ってみると全く問題なし。何より車体を傾けたときのモーメントが非常に小さいので、取り回しがとても楽です。これなら、ちょっとそこまでって用途でも使う気になります。気軽に乗れるという意味ではやっぱり原チャっぽいですね。
まあ、このバイクを買うことに決めたのは見た目が全てだったので、実はエンジン性能とかそのへんは二の次だったりするんですが。今日、改めて全身を眺めて、惚れ直してしまいました。やっぱりCooooolですね。KISKAデザイン最高です。

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『ユニコーンの日(上)』~『虹の彼方に(下)』読了

機動戦士ガンダムUCの原作。読み終わったのはずいぶん前です。主に電車の中で読みました。全10巻ですが早い人なら1週間かからずに読めると思います。いわゆるライトノベルの類でしょうか。自分は雨の日の通勤でしか電車に乗らないので、例によってチマチマ半年ほどかけて読んでました。まあ、最初のうちは映像の進捗に合わせて読もうとしていたからという事情もあるのですが。
著者は『亡国のイージス』なんかで有名な福井晴敏さん。根っからのガンダムファンらしく、今回は自分から企画を立ち上げたとかなんとか。そういえばターンAガンダムでも小説版を書いてたような気がするなぁ。地の文もしっかりしているし、映像作品が先行したノベライズものとは違って、一つの作品として安心して読めます。エアロックの気圧が下がると次第に音が聞こえなくなったり、宇宙では大気によるボケがないために遠近感が掴みにくい、といった描写などSF的な科学考証は予想外に(といったら失礼かもしれませんが)しっかりしていて好感が持てました。ガンダム愛が抑えきれなかったのか、ところどころにやり過ぎ感の強いオマージュ?が散見されて、いくぶん2次創作っぽくなる面もありましたが個人的には許容範囲でした。ガンダムが好きならそれなりに楽しめると思います。ただし、ファーストガンダムにあまり強い思い入れがあると、逆に違和感のようなものを感じるのではないかなーとか、なんとなく思いました。やはり富野さんのカラーとは何かが違うような気がします。
個人的には物語の中盤で語られる、「すべての物事は人の善意から発している」という主張はなかなか興味深いと思いました。性善説と性悪説の戦い、と無理やりまとめられなくもないストーリーでしたね。落ちが少し甘ったるいというか予定調和なところはやはり漫画的ですが、そういったお約束の展開を含めて自分は十分に楽しめました。映像作品と同様、ガンダム好きなら読まないのはもったいないと思います。

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徒然なるままに2011/10/10

お久しぶりです。書きたいことがだいぶ溜まってきたので、今日から少しずつアップしていこうかと思います。

■ 最近の生活一般について
いろいろ想定外なことがあって大変でしたが、今のところ楽しくやってます。不思議な踊りで吸い取られるがごとく体力と気力がみるみる減っていくことについても今ではすっかり慣れました。むしろお役目を全うしている感があって悪くない。「順応能力」って大事だなあと感じる今日この頃です。ま、ただの自己満足ですが。

■ バイクについて
10年来の付き合いだった愛車のホーネット君が5月に逝きました。3月の震災の日から2ヶ月ほど放置していたら、見事に不動車になってしまいまして。エンジンの圧縮比が本来の1/4程度しかないと業者に言われ、オーバーホールに何十万もかかるのならいっそ買い換えるか、と意を決して引き取ってもらうことにしました。とは言えけっこう気に入っていたので、手放す事を決めたときはわりと切なかったです。
んで、バイクもなくなったし通勤はぜんぶ自転車で頑張るか!というほど若くも元気でもないので、既に替わりのバイクを手配したりしています。今月末あたりに納車される予定。今度もストリートタイプのネイキッドですが、排気量は125ccです。ただしギア付き。オフ車ではありません。はてさて何だかわかりますでしょーか。
実はリコールだ初期不良だと、あまり良い話を聞かないのでドキドキしているんですが、今回は少しカジュアルな楽しみ方ができたらいいなと思っています。納車されたらまたレポートする予定なのでお楽しみに。え?どうでもいいって?ですよね。

■ テレビについて
自分は社会人になってからめっきりテレビを見なくなって、一時期は数ヶ月間まったく観ないこともザラだったのですが、ここ最近は一日最低一時間は見るようになりました。何が面白いってBSプレミアムが最高なのです。特にドキュメンタリーや自然科学もののプログラムが秀逸です。コズミックフロントからはじまって、先日放送していた宇宙の渚、BSアーカイブ、世界の名峰グレートサミット、AGORA、一昨日あたりにやってた日本人イヌイットの総集編も興味深かったですね。普通に生きていたら一生見る事ができない映像を、まるで窓を開いて外を覗くみたいな気軽さでサラッと垣間見れてしまう。恐ろしい時代に生まれたもんだと自分なんかは大げさに思ってしまいます。将来的には国際宇宙ステーションからみた地上の画像(しかもハイビジョン)をリアルタイムにWebで観れたりするようになるらしく。詳細はココ。おおう、楽しみ。
余談ですがテレビを観るのはだいたい夜22時~24時ぐらいの間。子供たちが寝た後に台所の水仕事をしたり洗濯物を畳みながら、というのが定番ですが、ここで一つのお役立ちアイテムを使用しています。それはBluetoothのトランスミッターと受信機。残念ながらウチは狭い家なので、居間のテレビを台所から視聴できるほど音を大きくすると隣の寝室が結構うるさくなってしまいます。そこでコレとかコレを使うことで家事で家中動きまわりながらでも周りに迷惑をかけずに自分だけ音を聞くことができるというわけです。やってみるとこれが新鮮な体験でしかも便利。ワイヤレスって頭で想像する以上に気持ち良いもんです。前者のトランスミッターはピンジャックがある機器ならなんでも音を飛ばせるようになるので、使い道もいろいろ。オススメです。

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