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中世に生きる(その2)

金貨100枚を手に、私は近隣の村をまわりました。村には日々の生活に追われる人々が暮らしており、中には代わり映えのない生活に嫌気がさした者もいました。私はそんな若者に話をつけ、協力してもらえるようお願いをしました。報酬として一人金貨10枚を出すと申し出ると、3つほど村を巡った頃には4人の協力者が集まっていました。それは初めてできた仲間であり、小さいながらもパーティと呼べるものでした。私は自分の私兵がいることが嬉しく、気を大きくしてしまったのか、その後、大きな過ちを犯してしまいました。
街の商人に依頼された5人の仲間を集めるまで、あと1人、というところで日が暮れました。太陽の光がない時間にフィールドに出ることは危険だと認識はしていましたが、次の目的地が比較的近かったので、私は移動を強行しました。そしてその道中、追いはぎの集団に遭遇してしまったのです。曰く、「兄弟、ここを通りたければ、金か命のどちらかを差し出しな!」 威勢はいいのですが、相手はなんと裸です。雪が降ってるのに裸です。手に持つ得物もそこらへんの包丁のようです。ちょっと気の毒な気もしましたが、相手の数は12人。こちらは私を入れて5人。圧倒的な戦力差です。私はここで逃げるのは騎士道に反すると思い(正直に言うと逃げ方がよく分からず)、4名の部下に総攻撃の命令を下しました。当然、私も先陣をきりました。
戦場は雪に覆われた丘陵でした。騎乗しているのは敵味方の中で私だけです。こんな地形でまともに馬で動けるのか心配になりましたが、試しに雪の斜面を進んでみると案外安定していたので、構わずそのまま突進しました。ならず者の数は多けれど、まったく統率されておらず、団子状になって向かってくるだけでしたので、私は馬の機動力を生かしてヒット&ウェイ戦法でじわじわと敵を減らしました。しかし、このとき私は同志たちに的確な指示を出すことを忘れていたのです。彼らは徒歩だったので、一部がならず者とまともに切り合ってしまい、数の差によって次々に倒れていきました。数分後、ならず者はなんとか全滅させたものの、その代償として4名中3名の同志を失いました・・・。

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