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分かっちゃいるけど止められない?

旧聞ニュースサイトみたいになってきてますが。

宮崎駿曰く「iPadをいじってる姿は自慰行為のよう」

あなたが手にしている、そのゲーム機のようなものと、妙な手つきでさすっている仕草は気色わるいだけで、ぼくには何の感心も感動もありません。嫌悪感ならあります。その内に電車の中でその妙な手つきで自慰行為のようにさすっている人間が増えるんでしょうね。電車の中がマンガを読む人間だらけだった時も、ケイタイだらけになった時も、ウンザリして来ました。

……と述べ、「資料探しの道具として使いこなせば良いのでは?」というインタビュアーの質問の流れで、「時間をいただけるなら、文献を調べて取り寄せることもiPadで出来ます」という言葉に対しても、

 あなたの人権を無視するようですが、あなたには調べられません。なぜなら、安宅型軍船の雰囲気や、そこで汗まみれに櫓を押し続ける男達への感心も共感もあなたは無縁だからです。世界に対して、自分で出かけていって想像力を注ぎ込むことをしないで、上前だけをはねる道具としてiナントカを握りしめ、さすっているだけだからです。

一刻も早くiナントカを手に入れて、全能感を手に入れたがっている人は、おそらく沢山いるでしょう。あのね、六〇年代にラジカセ(でっかいものです)にとびついて、何処へ行くにも誇らしげにぶらさげている人達がいました。今は年金受給者になっているでしょうが、その人達とあなたは同じです。新製品にとびついて、手に入れると得意になるただの消費者にすぎません。

あなたは消費者になってはいけない。生産する者になりなさい。

(詳しくはココとか参照)

この人は変わんないなー。相変わらず物言いが辛辣。老いてなお健在といったところでしょうか。言ってる内容は的確だとは思いますが。
なんでしょうね、最近はこういう、いわゆる年長者の説教的な話を聞くと妙に納得しちゃう自分がいます。いやまったくだなあって。反抗する気が起きないんです。

何か知らないことを調べようとしたときに、今ほど楽な環境はありません。内容の正確さはさておき、何らかのアバウトなイメージをすぐに掴める。実際に外国に行ったことがなくても、遥か遠い地の情景や人々の暮らし、文化などを家に居ながらにして知ることもできる。そういう「わかったような気になり易い」時代。昔の人なら自分で体験したこと以外は伝聞とか怪しげな知識形態でしか得られなかったものを、今ならなんでも「ああ、それなら知ってるよ」と得意げに言えちゃう。このBlogもそんな内容で溢れてますが、浅はかな知識ではそこから何か行動しようとしたときにほとんど役に立たないことも仕事で身に染みて感じていることです。

若い頃、自分は学校の理科実験というものに対して微妙にモチベーションの上がらない人間でした。自分の目で自然の摂理を確かめるのは面白いんだけど、しょせん結果が分かってることだしなあっていう。数学の公式の導出とかも同じです。最終的にそうなるって分かってるんだったら、過程は覚えなくていいやっていう気持ちがどこかにありつつ、それでも先生の言うとおりに覚えたりもしたな。
既に大勢の人の手によって繰り返されてきた基礎的な計算や実験を自分の手で反復して標準的な科学の手順を身に付けること、その大切さが自分には理解できなかった、無駄な努力に思えたのです。正直に言えば今だって、先駆者があげた成果を上手くちょろまかして自分の仕事に活用できないかなんて調子の良いことをよく考えます。その方が「効率が良い」と思い込んでるからです。まあ実際、表面的には効率が良いことも多いですけどね。でも、やっつけ仕事ではなく、本当に創造的な新しいことを始めるときには、その基礎となる部分において先駆者と同じ努力や体験をある程度することが必要なんじゃないでしょうか。何も基礎の基礎から自分で学ばないといけないと言っているのではなく、新しいことを始めるために最低限必要な努力というのがあるのでは、という話。現代ではそれすらもしなくなってきてる傾向がある気がします。御大には i ナントカをさすってる人の姿がそういう堕落の象徴のように見えているのかもしれませんね。きっと多くの人が少なからず自覚していことではあるけど、なんだかんだで「面倒くさい」とか「時間がない」というネガティブな思考によって踏み込めないところだと思うのですが。

消費者云々は・・・どうなんでしょうね。今の社会制度でそれを言ってもという気もします。i ナントカを妙な手つきでサスって絶頂に達してる人がいて経済は回ってるわけですから、一概に消費することが悪とはならない。けど単純に、消費行為に対する満足感(快楽?)が肥大化しすぎてるというのは確かにあると思います。御大は現代の日常的消費行為が人々に「麻薬」のように働いている様が嫌なのかもしれません。そしてそのことに無自覚な人が多いことも。コレなんかが的確な風刺ですね。

個人的な意見ですが、先進国の物価が安いことが原因の一つなのではないかと思うときもあります。日本では若者が適当に日雇い労働を一日するだけでiPodシャッフルとかが手に入ってしまいます。本来iPodの開発に注がれた技術、知識、努力、ノウハウ、それらを考えたときに、果たして今の相場は適切なのでしょうか。なんとなく資本主義マジックを見せられている気にさせられるのは私だけかな。
どうしても、社会への奉仕活動とそれに対する報酬のバランスが悪いのではないかという思いが頭から離れません。結局のところ、今の先進国は物質的に贅沢になりすぎてしまい、自ら生産/創造するモチベーションを失ってしまっているわけで、今の世の中は分業社会だからと割り切っていいものやら、御大の意見を読んで改めて考えさせられました。

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『MTG - Duels of the Planeswalkers』

とても今更な話。もう一ヶ月ほど前になりますが、友人からMTGのプラグド版が出ているという話を聞き、思わず衝動買いをしてしまいました。プラットフォームはXBOX360とPC。前者は未導入なためPC版をSteamで購入です。リリース日を調べたら6月だったので、一瞬つい最近出たのかと思ったら一年前の6月とのこと。まったく知りませんでした。昔ならこの手の情報はそれなりにキャッチしていたんですけどね。今やすっかりザルです。なんだか少し寂しい。

それはそうとMTG。何を隠そう、私はこのゲームがとても好きです。経済的な理由やら時間の制約やらでまともに遊んだのは大学生の頃の数年のみでしたが、それ以降も何度か未練がましくカードを買っては使い方を考えながらニヤニヤしたり、あの独特なインクの香りを嗅いで楽しんだりしてました。すっかり変態です。時間があったらドはまりしてただろうなと思うものの一つですね。MTG以外にも知人に誘われて似たようなのをいくつか試しましたが、あの独創性を超えるものにはついぞ出会いませんでした。私の中では今でもMTGが最高峰。

誤解を恐れずに言えばトレーディングカードゲームは純粋なゲームではないと自分は思っています。カード資産によって必ずしもフェアな勝負にならないことがあるからです。しかし極論をすればスポーツだって同様の問題はあるし、そういった「カードを集める過程」も楽しみの一部だと考えられる人であれば、十分魅力的な遊びだと自分は思います。
余談ですが、カードの獲得枚数(買ったりトレードしたりして手に入れたカードの総枚数)に応じてプレイヤのランクを定めてランクマッチができるようになれば、そういったゲーム以前の有利不利が緩和されて、もっと敷居の低い遊びになると思うんですけどね。そのためには個人情報(カード資産)を公式に管理する必要があるので、まあそんな面倒くさいことはまずしないかな。電子端末上でのみ存在するカードにしてしまえば多少管理がしやすいかとは思いますが、この手のものは麻雀と同じで、コンポーネントの質感とかカードをプレイするとき動作、相手の表情、場の雰囲気なんかも大切な要素なので、難しいところです。

話を元にもどして「Duels of the Planeswalkers」、このゲームの最大の特徴は何かというと、なんとデッキが自由に構築できないことです。・・・え?まさか?と思う人がかなり多いと思いますが、これが本当。そんなのはMTGじゃないし、ありえない。当初そう思って、いつかデッキが自由に組めるようになると固く信じてましたが、どうやらどこまでやりこんでもフリーモードなどは出てこない様子。オー、アイキャントビリーブでしたね。しかしここで、話にならんと放り投げてしまう人がいるとしたら、それはとてももったいないことです。なぜならこのゲームにはこのゲームの楽しさが十分あるからです。
先ほど、トレーディングカードゲームはカード資産によってフェアな勝負にならないことがあると書きましたが、このゲームではデッキが半固定なため、割とフェアです(笑) 何度か戦えば相手のデッキ内容も分かり、本来のMTGではあまり重視されない「記憶力」によって勝負が多少左右されたりするところも面白いです。ちなみに勝ち進んでいくとサイドボードが追加されるので厳密には資産が増えるのですが、初めからデッキに入っているカードは抜けないという驚き仕様により、「サイドボードを追加する」 = 「デッキ総枚数が増えて微妙にドローバランスが崩れる」 というデメリットがつきまとい、カードが増えたからといって必ずしも強くなりません。うーん、凄い。MTGの根幹を揺るがす斬新なシステム改変です。おかげでこのゲームはMTGのシステムを使った格闘ゲーのようになっており、初心者でも最低限のルールさえ分かっていれば運次第で勝機が生まれるというナイスバランスに仕上がっております。ある意味、MTGを知らない人が、その魅力を知る格好のゲームと言えるのではないでしょうか。
なお、デッキタイプは全部で8種用意されています。詳細はこちらとか参照下さい。それぞれの色の特徴を出した基本的な構築がされているものから癖のある多色ものまで、それなりにMTGの魅力がつまった無難なラインナップだと思いました。先ほど格闘ゲーのようだと表現しましたが、デッキ間の強弱は結構あります。個人的には黒緑エルフのデッキが卑怯なほど強いと思いました。特に「Overrun」はタイミング良く撃つと一発で勝負が決まるぐらい強力。ちなみにAIは微妙にドロー周りでイカサマしてる気がしないでもないです。3色デッキの土地事故率が現実よりもかなり低い気がしました。もしかしたら被害者妄想かもしれませんが。

自分はストーリーモードを制覇した後に、Challengeモードという詰め将棋みたいなのにトライしてみたのですが、5つ目ぐらいで早くもつまって停滞中。AI戦でMTGのルールを覚え、その後はひたすら対人戦を楽しむのが基本的な遊び方かと思います。3~4人のデスマッチや双頭戦が意外と面白いともっぱらの噂。ただしプレイヤの中心はやはり欧米なため時差を考えずに繋ぐと容赦なく過疎ってますのでご注意を。あと双頭戦はコントローラが二つ必要とのことでPC版ではかなり敷居の高いことになっているのが非常に残念でした。
総評として、久しぶりにMTGまたやりたいなーと思う程度のモチベーションであれば、9$程度の値段設定とあいまって大変満足のいく内容ではないかと思います。今後もエクスパンションでデッキが増えることも期待でき、思い出したようにちょくちょく遊べ、デッキ構築不能システムにより本家のMTGとも競合しない。よく考えると何気に素晴らしいマーケティングだと思いました。
唯一の問題点はこれやってるとまたぞろ本家がやりたくなることかもしれないですね。。(苦笑)

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『機動戦士ガンダムUC episode1』

最近観た映画の5本目。最後はコレです。映画じゃなくてOVA?懐かしい響きですね。もうビデオの時代じゃないので、この言葉は使われてないのかしら。巷の評判がとても良かったのでBDを衝動買いしての鑑賞です。何でも良いからPS3でBDを再生してみたかったとも言う。

久しぶりのアニメ、それもロボットものだったので、昔のように楽しめるか少し心配だったのですが、杞憂でした。まさに評判通りの面白さ。ガンダム作品は6,7年前に『F91』を観たとき以来。それでも序盤のクシャトリヤとスタークジェガンの戦いで早くもかつてのワクワク感が蘇りました。戦闘シーンにCGをあまり使っていないことと、SEがほとんど昔のままなのが、自分のような旧ガンダム世代のおっさん(ディープなファンではありませんが)には嬉しいところですね。時系列でいうと『逆襲のシャア』のちょっと後とのことで、懐かしい造詣も出てきます。ペガサス級の艦船(アーガマっぽかった)やZに似た量産型可変機、ザクの後継機あたりがとりあえず確認できました。例によって民間人の視点から話が始まっていて、序盤はロンドベルが少し悪役っぽいのがまた面白い。主人公がちょっと内向的なのも伝統でしょうか。

実は最初に観たのはもう1ヶ月以上前のことで、今回このエントリーを書くためにもう一度観たのですが、ストーリーの分かっている2回目の方が、細かいところで新しい気づきがあって面白かったです。スルメのように楽しめる作品かもしれません。何より脚本が良いのが大きいですね。きっと小説の出来が良いんでしょう、さすが福井さんだと思います。質の良い脚本をベースに丁寧に作られていて、台詞や間の取り方、場面転換のタイミング、そして音楽、全てのクオリティが高い印象。続きがとても楽しみです。

良いことだけ書くのもなんなので一点だけ。たまに、ガンダムに興味のない人でも十分楽しめるレベルだと評価している人がいますが、それはさすがに言い過ぎかなと思います。確かにMSが出てこない場面もクオリティが高くて面白いんですが、あちこちにガンダムの記号やお約束(ひいてはアニメのお約束)が入っているので、見慣れていない人からすると「なんじゃそりゃ」って引くところがいっぱいあります。パトレイバーを知らない人が劇場版part2を観ると途中までは楽しめるけどラストの戦闘シーンで引くってのと同じかと。世界をリアルに描写すればするほど、ロボットが登場するときの違和感が強くなるのかも。

まあ、基本的にはマニア向けのハイクオリティアニメということで一つ。ガンダム好きなら見ないともったいない作品だと思います。

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『アイアンマン2』

4本目です。これは地元の映画館で観ました。例によって息子が寝てからレイトショーへGO。
『トランスフォーマー』と同じく趣味100%の娯楽系です。一般に広くオススメする気はありません。自分のなかでは前作がとても良かったので期待していたのですが、面白いけど期待していたほどではなかったというよくあるパターンでした。続編って難しいですよね。既に製作が予定されている3作目は映画館へ行くか悩むところです。

さておき、このシリーズの一番の魅力はやはり配役でしょう。主人公の戦う社長トニー・スターク役であるロバート・ダウニー・Jrがまず素晴らしい。中年男の渋さと、技術者特有のエキセントリックさが絶妙なバランスで同居してる感じ。平たく言えばエンジニアの理想像というか。いや、私の理想ってだけかもしれませんけど。前作のトレーラーを見てもらえれば少しは伝わる?無理かな。ちょっと悪役顔なのも個人的には好きです。コリン・ファレルといいこの人といい、どうも濃い顔につぶらな瞳ってパターンに弱いようです。
あとはもう、ヒロイン役のグウィネス・パルトロウ。無条件に好きです。ベタ惚れです。自分は海外の役者の演技力について上手い下手があまり分からない素人なので、女優としてどうとかは知りません。単純に見た目で好きってだけです。「いとしのローズマリー」以来の大ファンです。
それと作品内容にはまったく関係ありませんが、一作目、二作目とAudiが車を提供してて、あちこちのカットで無駄に挿入されています。どうも広告費をかなり出してるっぽい。これがAudi好きにはたまりません。好きな映画に好きな車が出てくるとテンション上がるんですよね。R8は現行で最高のスポーツカーの一つだと思います。

以上。この手の映画レビューは「好きです」の一言で済むくせに、個人の嗜好を垂れ流すことになりがちねー。いや、今更ですけどね。

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よく分からないこと

たまには時事的な政治経済の話。
明後日には参議院選挙なわけですが、そんななか焦点になってる(?)消費税について、正直よく分かってないアホがここに一人いたりするのです。始めに断っておくと、自分は現時点で消費税UPに賛成反対どちらでもありません。繰り返しになりますが、なにせよく分からんのです。お恥ずかしいながら政治経済には本当に暗くて、新聞で「赤字状態を脱するにはもう消費税しかない」という意見を読めばなるほどと思い、「それはミスリードで他にも道がある」という反論を読めばそうなのかと真に受けてしまう状態。誰かもの凄く先見の明がある学者さんとかが、この複雑な要因が絡み合った経済の動きを的確に予測して、消費税を上げたときの影響を教えてくれないものだろうかと思うわけですが、当然そんなことができたら誰も悩みませんよね。実際どうなるか確信をもって言える人は誰もいないのだろうと思います。

でまあ、それなら自分の理解できる範囲で勉強をして、自分なりの答えを出してみようと思い、今更ですがまず消費税とはそもそもどんなものなのかを調べてみたわけです。その結果、大まかには理解できたつもりなのですが、一つだけ納得できないところがある。それは消費税がしばしば「逆累進的だ」と言われる点です。

自分が調べた中で一番抑え気味な表現で書かれていたwikipediaから抜粋するとこんな感じです↓

所得に応じた累進税率を採用する所得税とは異なり、消費税は消費を基準に課税するため、同一金額の財やサービスを消費すれば所得にかかわらず同額の税負担となるために、消費の視点だけから見れば、公平である。一方で、所得の格差を重視するならば、所得の高低に応じて所得が消費にまわる割合が異なることから、消費税の負担感は低所得であるほど重くなるといえる。消費税は「逆累進的(逆進的)」であると指摘されることもある。

気持ちは分かるんです。分かるけど、あくまで気分の問題であって、理屈で考えれば逆累進では全然ないですよね?そう思う自分が間違ってるのでしょうか?上の文章は抑え目ですが、ときどき「消費税は逆累進的だから受け入れがたい」という主張をモロにされている方がいてとても混乱します。

よく見かける理論はこうです。所得が20万の世帯と50万の世帯があったとして、消費税10%で毎月それぞれ15万消費したとしたら、それぞれ1万5千の税金を納めることになる。額は公平に見えるが、所得で割ると前者は7.5%の負担、後者は3.0%の負担で、収入が少ない世帯の方が大変だ、という論法。あってます。もちろんその計算は正しいです。でも逆累進的ではないですよね。だって課税対象となる消費額を15万で同じとした場合の話なんですよね。収入は確かに後者の方が多いかもしれないけど、使った額が同じということは、ある意味可処分所得は同じであって、後者の方が得をしているとは思えない。単純に公平だと自分は思うんです。考え方がおかしいのでしょうか・・・・。
貯金が出来る分得だという話もあるけど、後でその貯金を使ったら結局消費税とられるわけですよね。そしたらさっきの所得に対する比率も差が縮まるわけで。長い目でみたら同じことではないでしょうか?

結局のところ、所得の少ない人はどんな増税だろうが増えれば苦しくなるけど、所得の多い人は少しぐらい増税されても余裕がある、というだけの話なのに、それをあたかも増税方法が不公平であるように主張するために無理やり「逆累進的」という評価をしているようにしか思えないんです。本当の逆累進って、課税対象の消費額が10万の世帯は消費税15%で、20万の世帯は10%とかそういうことではないんですか。それともそれは超逆累進とか言われるのかな。うーん、やっぱりよく分かりません。確かに庶民に優しい累進課税ではないけど、かといって逆累進課税でもないと思うんだけどなあ。なんか実際はもっともっと複雑な話なのかしら・・・。

気分の問題じゃなくて本当に逆累進的なんだと誰か分かり易く説明していただければこのエントリーを消して「やっぱり自分はアホでした」という一文に変えたいと思います。
本当は逆累進的なんだけどアホを晒しておこうか的な判断で放置される様が目に見えるようですが。

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『PERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF』

仕事が忙しくて間が空きましたが、3本目の映画、パーシージャクソンとオリンポスの神々の感想です。原題も長いですな。

アレです、ライラの冒険とかナルニアとかと同系列。直球ストレートなファンタジー作品。どちらかというと指輪のような、好きで好きで堪らない人が自分の趣味全開で撮っちゃいました的なカルト映画が好きな自分としては、少し優等生過ぎる内容かなとは思いましたが、なんだかんだで楽しめました。ギリシャ神話系の記号、「ミノタウロス」「メデューサ」「ヒドュラ」「ケルベロス」などなど、分かる人には分かるお約束な(見飽きた?)要素が満載ですので、今のCG技術でこのあたりのクリーチャーを観たいという方には良いのではないでしょうか。個人的にはデミゴッドという言葉が映画で聞ける時代が来るとは・・・と、変なところで感心してしまった作品でした。そろそろまた一般的な関心が薄れていきそうなジャンルですが、いつか忘れられた頃にまた盛り上がるといいですね。そういえばマイケル・ムアコック作品の映画化はどうなってるのかなあ。

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