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『チェンジリング』

表題の映画を鑑賞しました。監督はクリント・イーストウッド。ちなみに音楽もクリント・イーストウッド。なんだか青島さんみたいな人ですね。それはそうと作品の詳細はこちら
正直に言うと、観る前に想像していた話とはまったく違いました。ミステリというカテゴリで紹介されることが多く、「行方不明の息子が見つかったと思ったら別人だった」「でも別人だということを何故か警察が認めない」という紹介文から、『フォーガットン』系のミステリかオカルト作品のように感じられていたのですが、そうでは全くなく。普通のサスペンス・ドラマでしたね。どちらかというと『フライト・プラン』に似てたかな。あれよりももっと理不尽な話でしたけど。
ベースが実際にあった話であり、そのことが冒頭で語られることにより、ストーリーの理不尽さが一層際立ち、観る者の憤りを煽るように作られています。実話を題材にして社会的な問題を提起する、いかにもクリント・イーストウッドらしい良く出来た作品だと思います。自分も子持ちなため、主人公の母親の気持ちを想像すると胸が締めつけられるようでした。最後まであまり救いのない話ではあるのですが、唯一、司法がまともに機能していたところがホッとさせられます。ただ、実話ならドキュメンタリーでやって欲しい派としては、あざとい演出がところどころあって、少し残念だったかな。特に精神病院での描写とか、権力の恐ろしさを強調したかったんでしょうけど、本当にそんなことがあったのか?と疑問に思うほどベタで安易なシーンが多く、そこだけは閉口しました。この感覚は『硫黄島からの手紙』を観たときとまったく同じなので、恐らくクリント・イーストウッドの目指す作品性に自分と相容れない部分があるのだと思います。基本的には良く出来た作品ですので、シリアスな映画が好きな方にはオススメできると思いますが、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のような不条理劇にある程度抵抗のない人でないと観てて辛いかもしれません。

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6月13日23時頃(日本時間)に再突入

ついに、はやぶさの帰還日が公開されましたね。当然のことながら、一発勝負だそうです。予定通りにいけば、カプセルはオーストラリアのウーメラに墜ち、母機は地球の大気圏で燃え尽きます。詳しくはこちら

ここまで頑張ったんだからもう十分だろう、という声をよく聞きますが、自分は川口プロジェクトマネージャーの『ずっと前にダメになるのも、ぎりぎりまで粘ってダメになるのも同じ、帰ってこれるか、これないか。それが問題です』という、ドライな姿勢が好きです。プロフェッショナルってそういうことだと思う。

まったく関係ないですが、明日から旅に出ます。来週の火曜日に帰ります。

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Equipment(その2)

フィンランドに駐在している会社の先輩が、ロンドンに出張したらアイスランドの火山噴火で帰れなくなって泣いているという話を聞き、あらためて人間社会の脆さを実感したりしてる今日この頃。空路がどうしようもないので、ロンドンからフィンランドのトゥルクまで車とフェリーを使って帰ります、というメールが届いて唖然としたりしました。たぶんチャネルトンネルを抜けるだけで半日以上かかるんじゃないでしょうか。そっから何カ国通り抜けなきゃいけないのか。まさにグランツーリング・・・ご一緒したかったです。仕事はしませんが。

 

さて、引き続き、クロスバイクのお話。装備編その2です。
もはや自分用のメモです。

以下、できるだけ早く揃えたいと思っているもの。

・携帯空気入れ

最有力候補はバルビエリ。ロード系のバイクには必須だと思います。出社途中にパンクして遅刻とか洒落にならないので今すぐにでも欲しいのですが、買いに行く暇がない状態でヤキモキ。うーん、通販しちゃおうかしら。上に挙げたものはCO2のカートリッジを使って約8気圧まで一気に注入でき、さらにカートリッジがない場合でも手動ポンプとして使える優れものです。ただし手動だと3気圧程度が限界とか。まあ応急処置にはなるでしょう。さりげなくゲージがついてるのがポイント高し。

・簡易パッチ

メーカーは適当に。スペアチューブがないときの最終手段・・・問題は穴をどう見つけるかだと思う。気休めアイテムになる可能性大。

・携帯工具

ドライバとかアーレンキー、タイヤレバーとかそんな感じ。何かあったときの車載工具的なもの。どんな径が必要か調べてから必要最小限のものを購入予定。気休めアイテムその2かも?

・サドルポーチ
上記のアイテムをまとめて収納できる小さなポーチを購入予定。サドルに下げるタイプが丁度良い大きさかなあと思ってるんですが、わさび色に似合うやつあるかなあ。淡いカラーというのはクロスバイクでは珍しいため、コーディネイトが結構難しいです。

・テールライト
フラッシングさせて存在のアピール強化に。リフレクターがデフォでついてるんですが、まあ自己主張が激しいに越したことはないかなと。でもこれまた良いデザインのが見つからないんですよね。ゴテゴテしたのが嫌いなので、シンプルなLEDライトがあれば購入予定。無かったらそのまま。

お次は、余裕ができたら試してみたいと思っていること。

自転車にはコンポーネントとかグループと呼ばれる部品のセットがあります。それらは規格化されているため、ある程度の互換性があり、それなりの知識とスキルがあればユーザーがパーツを選んで自分好みに組み立てることもできるようになっています。自転車にハマル(そしてお金を大量につぎ込んでしまう)理由の一つはそんなところにもあるようです。こういった事情はなんとなく一昔前に流行った自作PCに通じるものがある気がしますね。ただ、自作PCがどちらかというとお遊びの域を出ていない(と個人的には思う)のに対して、自転車は作りが単純な分、ユーザー側で出来ることが多くて奥深いという印象。部品のクオリティやプライスもそれこそピンキリ(数万~数十万)で、中には工作機で自作する人もいます。といっても、もちろん自分は安いコンポーネントを買って、ちょこちょこ交換するぐらいしかする気はありません。というわけで、今考えているものを以下に。

と思いましたが、また長くなってしまったので次回にします。

 

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Equipment

引き続きクロスバイクの話題。需要の有無なんて完全無視です。

前回少しだけ触れていた装備品について。
以下、現在既に購入/換装しているもの。

● LEDライト(前照灯)
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CATEYE HL-EL010

見たとおりライトです。クロスバイクやロードバイクにはデフォルトでライトが着いていません。ライトが着いていない自転車は違法だった気が・・・とかちょっと疑問に思ったりしましたが、夜間に乗らなければいいってことかも。よくわかりません。基本的には必須なので、本体と一緒に購入する必要があると思います。自分はこの手のものでもっとも輝度が低く小さなタイプを購入しました。外灯のある街中を走るのでしっかり照らす必要がなくて、ポイントは以下。

・フラッシングできる
・単三×1本でOK
・軽い

フラッシングであれば一ヶ月もちます。eneloopで対応予定。ゴツイのをつけたくなかったので、このシンプルさが気に入ってます。

●グリップ(GIANT COMFORT LOCK-ON 135mm ホワイト

デフォルトが以下のようなものだったので、即交換しました。
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小さすぎて確認できないかもしれませんが、よく見ると表面に「GIANT」の文字が浮かび上がってます。これが自己主張激しくて痛いのです。購入したものは扁平形状で、疲れてきたら握らずに手を置いておくだけでもある程度安定するのがGOOD。適度な軟らかさも気持ちい良いです。オススメ。

●スタンド
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GIANT ESCAPE R QR STAND

スタンドもデフォルトではついてません。駐輪するときは何処かに立て掛けるのが標準ということのようです。数g軽くすることに命を削る人にとってはこんな重しをつけるなんて論外なんでしょう。分からんでもないですが自分は通勤使用なのと、気軽にあちこち寄り道したかったので迷わず装着。でもやっぱりなるべくシンプルなものをチョイスしました。割高でしたが、見た目も重要ってことで。

●サイクロコンピュータ
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CATEYE STRADA CC-RD100N

基本的には走行速度を計測するアイテム。さらに、走行時間、走行距離、平均速度、最高速度、積算距離、時刻などを表示してくれます。高価なものになると心拍数やケイデンス(クランクの回転数)を計測してくれるものまでありますが、まあ通勤に使う程度ではそこまでいらないかなと。でもバックライトだけは欲しかったな・・・。夜になるとほとんど見えないのが唯一の不満点です。ちなみにAmazonで購入したんですが初期不良にヒットして返品予定・・・(涙) 恐らくセンサー部の問題だと思うのですが、ときどきタイヤの回転を計測できなくなるときがあります。積算距離って結構モチベーション(自己満足ともいう)になるので、早く正常なもので走りたいです。

●空気入れ
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GIANT CONTROL TOWER 2

クロスバイクは仏式と呼ばれるバルブですので、対応した空気入れが必要です。ママちゃりは英式なので互換性はありません。どっちかというとオートバイに似てるバルブですね<仏式。ロード系のタイヤは空気圧が高くて、120psi(約8気圧)ぐらいを維持しなくてはなりません。空気圧が低いとリム打ちであっさりパンクすることがあるとか。メータつきでしっかり入れられるものが欲しかったので上記のをチョイス。

●スペアチューブ
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GIANT CROSS TUBE

パンクしたときに慌てないようにとチューブも購入。その場で直すには携帯ポンプも必要なんですが、未購入なので、今パンクしたら空気が入れられるところ(自転車屋かガススタ)まで押して行く様ですね。早く応急処置キットを揃えたいところ。

うーん、長くなってしまったので今日はここまでです。

 

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クロスバイク

ふと思い立って自転車通勤をはじめました。
家から会社までの距離は約19kmで、所要時間は現在のところ片道1時間前後です。ルートを最適化すればもう少し縮まるかなとは思いますが、自宅 の多摩が丘陵地帯であることと、途中で河川を最低でも2回越えなければならないことなどから、どのようなルートを通ってもそれなりのアップダウンが避けられず、ママちゃりではかなり辛いです。初日や2日目などは足がパンパンでした。

そもそも今更どうして自転車通勤なのかというと、これまでバイク通勤について嫁が快く想っていなかったという大きな問題があったためです。ようするに危ないから止めて欲しいということです。これまではその反対を押し切って乗っていたわけで、後ろめたさというのが少なからずありました。それならば素直に電車通勤にするのも手なのですが、実は昔から いつかやってみたいなと思っていたことがあったのです。それはロード系のバイクに乗ること。自転車というとママちゃりがデファクトスタンダードになってしまった日本ではあまり一般的ではない(?)乗り物かもしれませんが、ようするに長距離を楽に走破できるよう軽量に作られた自転車のことですね。ただ軽量なだけでなく、各パーツの精度や剛性が高いのが特徴で、昔、兄が高校の通学に使っていたものを乗せてもらったことがあるのですが、はっきり言って普通の自転車とは走行感覚が別物です。

というわけで嫁におずおすと希望を述べたところ、予想外に肯定的だったため、まずはママちゃりで実際に自転車通勤が可能かどうかを試し、「まあ不可能ではない」ということを確認したうえで、新しく自転車を購入することにしました。ネット上でいろいろ情報を集めたところ、それなりに気合の入った自転車にはMTB系とロードレーサー系、そしてクロスバイクと大きく3つのカテゴリがあるらしく。自分の目指すスタイルと用途を鑑みて、ロードレーサー系では少し大げさかもしらんと思い、結局、MTBとロードレーサーの中間的な性質をもったクロスバイクで探すことにしました。そして最終的に購入したのがこちら。GIANTという台湾のメーカーが今年始めにリリースした、ESCAPE R3.1というクロスバイクです。自転車に明るい人なら誰でも知っている、エントリークラスの超定番。安い割りにコンポーネントの程度もそこそこ。ようするにコストパフォーマンスが良いため、かなり売れているようです。若干ロードよりなのか、タイヤが比較的細く、デフォルトでは700×28Cというサイズ。重量は10kgでこのグレードのものでは最軽量だと思います(普通のママちゃりは15~20kg)。ちなみに同程度のクロスバイクでEscapeと双璧をなすSpecializedのSirrusというモデルがあり、本当はこっちが本命だったのですが、日本における代理店変更のゴタゴタで現在は入手が困難だったため、あきらめました。

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(GIANT ESCAPE R3.1 XSフレーム わさび色)

既にグリップを交換して、スタンドを追加しているため、デフォルト状態ではありません。LEDライトやサイコンも後付けしています。このあたりの装備品についてはまたいずれ。

これで通勤方法が3パターンとなったわけですが、現状の利便性などをまとめると、それぞれ以下のようになっています。

【電車通勤】

・所要時間
 ⇒ 60~80分(乗り継ぎのタイミングによる)
・往復の費用
 ⇒ ¥1,100
・利点
 ⇒ 本を読んだり寝たりできる
 ⇒ 駅から会社まで往復30分ほど歩くので、それなりの運動にはなる
 ⇒ 気軽に立川に寄って買い物ができる
・欠点
 ⇒ 乗り換えが面倒
 ⇒ 人身事故などの問題が発生すると悲惨(中央線が特に)

 

【バイク通勤】

・所要時間
 ⇒ 30~40分
・往復の費用
 ⇒ ¥300ぐらい(ハイオク140円/L換算)
・利点
 ⇒ 体力的には非常に楽
 ⇒ 運転が楽しい
 ⇒ 天気が良いとウキウキする(そのまま奥多摩へGOしたくなる)
・欠点
 ⇒ 夏暑く、冬寒い(快適な時期が短い)
 ⇒ 事故の危険性が高い(嫁の受けがとても悪い)

 

【自転車通勤】

・所要時間
 ⇒ 60分前後
・往復の費用
 ⇒ ¥0
・利点
 ⇒ 体力がつく・・・?
 ⇒ 爽快感/達成感がそれなりにある
・欠点
 ⇒ 疲れる
 ⇒ 荒天時が辛い
 ⇒ 事故の危険性が多少ある

 

正直、こうやってみるとやっぱりバイクだな・・・と思ってしまいそうな自分がいます。危険です。

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徒然なるままに4/9

息子が11時頃寝るようになって、寝かしつけるときに自分も一緒に寝てしまうパターンが多くなってきました。会社から帰って飯を食べ、息子に歯磨きをさせて風呂に入れて、パソコンでオフロードダンプカーを見せて(最近お気に入り))さあ寝るかという頃にはこちらも眠くなってるというオチ。たまにはいいかとも思うんですが。

それはそうと、一昨日だか面白いニュースを聞きました。なんでも生命の起源に関する新しい知見を国立天文台がみつけたとか。生命の根幹をなすアミノ酸には右型と左型の2種類(鏡像関係)があって、通常の化学反応では等分に生成される。ところが地球上の生命体は全て右だか左だかの片方でしか構成されていないらしく。なんで?という話が昔からあったらしいのです。余談ですが昔おすすめしてた「戦闘妖精雪風」にもその話が出てきてました。んで、今回の上のリンク先の話につながるわけですね。右だか左だか片方の生成を完全に抑制する円偏光というのがあって、その特殊な光が太陽系の広がりの400倍以上のサイズで照射されている場所があると。つまりそこから飛来した隕石にアミノ酸が付着していて、地球に生命を誕生させたとしたら、今のような状況になることも考えられるんだそうです。他のニュースでは生命宇宙飛来説の新証拠、みたいに書かれていましたが、天文台の発表では「知見」となっているところが微笑ましい。この慎重な姿勢が研究者には必要よね。
前にも書きましたが、天文学というのはスケールの大きさと理論の突飛さ、柔軟さという意味でとても興味深い学問だと思いました。

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