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おっさんシミュレーター

PS3の『HEAVY RAIN ~心の軋むとき』というゲームを買いました。システムが斬新という噂を聞いての衝動買い。どんな内容かは、これとか観てもらうのが手っ取り早いかと。ひらたく言えばゲームオーバーのないアドベンチャー?一般的にはインタラクティブ・ムービーと呼ばれてるようですね。言い得て妙だと思います。これは激しく人を選ぶタイトルだと思いました。デモンズ途中でほっぽりだしてちょっとプレイしたところ、なんか無性にプレイ日記を書きたくなったので書いてみることにします。

(以下、ストーリーをそのまま書いています、注意)

ゲームを立ち上げると、シンプルなタイトル画面。特にやるべきこともないのですぐにスタート。おっさんがパンツ一丁でベッドに仰向けに寝てるシーンから始まります。物憂げなピアノソロのBGMが何気にいい感じ。ほっとくといつまでも寝てるので、起きて部屋を見回しました。広い寝室。明るい高級感のある家具。ベランダに出ると爽やかな陽気です。土曜日の正午前のようです。L2ボタンを押すと考えが聞けるらしく、シャワーを浴びて着替えたいとのこと。なるほど、こうやって話の進め方を調べるわけですな。部屋を出ようとすると書置きが目にとまりました。妻からで、子供と一緒に買い物に行くとのこと。帰ったらジェイソンの誕生日の準備をしようと続けて書かれています。どうやら結婚していて、息子もいるようです。昼まで寝かせておいてくれるなんて羨ましい。ウチなんて、ゴホンゴホン・・・。シャワーを浴びて着替えると、特にやることがなくなったので周囲を散策。広い家の2階でした。子供部屋でお手玉をして操作の練習をしたあと、階下に降りました。なんかとてもコジャレた家です。リビングもキッチンも広い。調度類もセンス良くまとまってる感じ。欧米の中流階級といったところなんでしょうか。コーヒー飲んだり、テレビ観たり、窓から物憂げに外を眺めたりしていると、妻と子供たちが帰ってきました。子供は二人でした。ジェイソンとショーン。どちらも男の子です。みたところ5~7歳ぐらいかな。元気が良くて微笑ましい。やることがいっぱいあって大変だと妻が愚痴ってるので、昼食のお皿を用意したり手伝いつつ、子供の遊び相手をしました。幸せな一般家庭の日常、というシーンですね。ちょっとあざといかなとは思いましたが、主人公の動きを細かいところまで操作してると、なんか演じてる楽しさみたいなのがあって、なかなか悪くないです。(子供とのチャンバラごっこではわざと負けてあげたり)
お昼ごはんになると、ショーンが突然いなくなりました。なんだろうと思って2階に探しにいくと、廊下に座り込んでいるのを発見。飼っていた鳥が何故か突然死しているのを見つけて泣いているようです。なんで死んだの??というプレイヤーの疑問をよそに「世の中にはどうしようもないこともあるんだ」と慰める主人公のおっさん。いやまて、話が唐突だぞ。病気でもしてて元々死にそうだったのかしら?何かしら説明が欲しいところだなあと思ったけど、そのまま場面転換。うーん、なんか感情移入にちょっと難アリなゲームなのかしらと少し不安に。
んで、午後?はショッピングモールに買い物に来ました。妻にショーンの靴を見てる間、ジェイソンの面倒を見ろと言われました。ところがこの息子がまたフリーダムな奴で、ものすごい勢いで迷子になります。やっと見つけたと思ったらピエロが売ってる赤い風船をねだられ、お金を払ってる隙にまた失踪。急いで探すとショッピングモールの外に出て何かのお店のショーウィンドウを覗き込んでいるのを発見。声をかけてみたところ、なんと、一目散にこちらに駆け寄ってきました。って、おい、自分とジェイソンの間には車がびゅんびゅん走ってる大通りがあるんですけど・・・え?ちょっと、あ!キキキーッ!!ドン!「キャーーー、ジェイソーーーーン!!」
という感じで、あれよあれよという間に庇いに飛び込んだ自分もろとも車に轢かれました。妻の悲鳴を聞きながら、意識が遠のいていきます。あまりに幸せそうなシーンを見せつけるものだから、何かありそうだなと薄々感じてはいましたが、まさかこんな展開だとは・・・。

ここでやっとタイトルコール。どしゃぶりの雨が降る町の景色をバックに、スタッフや製作会社のロゴが浮かび上がります。なかなか良い演出です。もう完全に映画のノリですね。それはそうと、ジェイソンはどうなったのかと。思った次の瞬間、「2年後」の文字と一気に陰気臭くなったおっさんの顔が。L2ボタンで心の声を聞くと、凄く投げやりで陰鬱な思考が・・・。どうやらジェイソンはそのままお亡くなりになってしまったようです。まじですか・・・。一人息子となったショーンを迎えに学校にいくと、これまた陰気な表情の息子が何も言わずに車に乗り込みます。やばい。なんですかこの落差は。家につくとさっそくソファーに寝そべってテレビを見始めるショーン。(どうでもいいけど、このときテレビに映ってるアニメが恐ろしくクオリティ高くて思わず見入ってしまう)家の中を見回すと、明らかに以前住んでいた場所よりも狭くて暗い安アパートになっています。妻もいません。何回かL2で心の声を聞いてみたところ、どうやら別居中となっている模様。来週は妻の番とか言ってるので、一週間ごとに子供の面倒を見てるらしい。息子とコミュニケーションを図ろうといろいろ話しかけてみるも、「特に話すことはない」とか「今はテレビが見たい」とか悲しい返事しか戻ってきません。がっくりしつつもおやつをあげたり、宿題をみたりしながらこの夜は過ごしました。なんだかセツナイったらありゃしない。

息子が寝た後、突然、発作みたいなものに襲われました。気がつくとそこは町外れの車道。周囲には人っ子一人いません。どしゃ降りの雨の中、呆然とたたずむ主人公。ふと手をみるとそこには小さな折り紙が・・・。何が起こった??さっぱり分からないままフェードアウト。ひとまず一人目の主人公のシーンが終わりました。このゲーム、折り紙殺人鬼がどうのってストーリーだってのは広告とか見て知ってるのですが、まさかこの主人公が息子を失ったショックで二重人格になってウンヌンとか、そういうベタな展開じゃないと良いなと思いながら、この日のプレイは終了。勢いにまかせてここまで書きましたが、詳細はこことかここを観ると良いと思います。というか動画みてもらったほうが、こんな稚拙な文章読むより面白いのは間違いない。
ちなみにこのゲーム、クリアまで10時間かからないという開発者のコメントを読んで購入に踏み切りました。時間のない自分には、むしろちょうど良いです。しばらくはデモンズをお休みして「おっさんシミュレーター」に勤しもうかと思っています。

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『ちはやふる』

面白い漫画を読んだので、久しぶりに紹介。といってもかなり有名なのだそうなので、既に読んだことある人が多いのかな。
嫁がけっこう漫画好きで、たまに買ってきた本をつまみ食いをしている自分ですが、この漫画は自分のほうがはまってしまいました。競技かるたに夢中の女の子が主人公の少女マンガ?内容は少年漫画っぽいですが。「のだめカンタービレ」とか「ひかるの碁」とか「おおきく振りかぶって」とか、ひとつのことにどっぷりはまった人の話というのは、なんというか、オタク心をくすぐりますね。世間とのギャップに苦しむところとか、マイナーな嗜好を持った人がかかえる葛藤がそれなりに描かれていて、個人的には好きです。まだ2巻までしか読んでいないので、このあとパワーダウンしたりしないといいなあ。今のところ凄く楽しいです。嫁に早く続きを買ってくれと頼んでいるのだけど、なかなか聞き入れてくれません。むぅ。

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