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年の瀬のご挨拶2009

あと1時間とちょっとで年がかわりますね。というわけで恒例の(?)ご挨拶でも。

今年はあまりゲームができませんでした。ゲームライフってタイトルをつけているにも関わらずゲームに関係のない話題が多かったのもそのあらわれです。単純に時間がないってのももちろんあるんですが、自分の中でゲームの優先順位が下がったなあと自覚してるところもあります。昔は世界観が練りこまれていて、じっくりと腰を据えて遊べるようなものが好きだったけど、最近はむしろ敬遠してしまいます。たとえ好みに合ってどっぷり漬かりたくなっても、できないのがわかっているためです。学生のころ様々なゲームの世界に浸っていた、そのときのことを思い出すと懐かしさとともに何故か幸せな気持ちになります。本当にいろんなゲームをやりました。それに費やした時間は途方もないものでしたが無駄だったとはこれっぽっちも思っていません。ただそのために出来ていないことが沢山あったのも確かでした。今はその反動もあるのか、ゲーム以外のものに目を向けたいという気持ちも少しあります。
数年後にはまたそれなりに自由時間が増えるかもしれません。そのときにがっつりゲームをやろうと思うか、それとももういいかなと思うかは自分でも良く分かりません。少なくとも今の気持ちは前者ですけどね。でもきっと時間ができても、もう昔のようにゲームの世界にはまることはできなくなっているんじゃないかという気が、なんとなくします。考えなきゃいけないことが他にいっぱいあるので。
そういう意味で、映画は大人でも楽しめる娯楽だなあと、このごろ再認識しています。2、3時間で完結するのがとにかく良い。しかもその間は誰にも邪魔されずどっぷり世界に浸れます。ただ、玉石混淆ですので、観てみるまで面白いかどうかわからない。もしかしたら時間を無駄にするかもしれない怖さはちょっとあります。今年は当たり年だったかな。

あとここ数年、仕事が本当に面白くなってきていて、基礎をもう一度勉強しなおしたりしています。大学時代に敬遠していた連続体力学と、オブジェクト指向の言語をひとつは覚えておきたかったのでC#。ここで紹介するものじゃないとは思いますが、前者は良書だと思います。C#は実際に仕事で使うのが来年からになるので、今後も継続的に勉強することになる予定。手習いに会社でこっそり単純なゲームでも作ってやろうかと画策しているのですが、やっぱり余裕がないですね。

最後に、来年はできれば本を読みたいです。とくに中公新書などのノンフィクションが読みたい。そっち系で何かオススメのものがありましたら教えてください。知的好奇心を満たしてくれる内容であればジャンルは問いません。

例によって支離滅裂な内容でしたが、今年はこれで終わりです。
いつもお付き合いくださいましてありがとうございます。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

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『AVATAR』

以下ネタバレが(略)

普通に映画が好きな自分としてはやっぱり観ておきたいと思っていた表題の作品を鑑賞してきました。キャメロンの新作。噂によると命を削って製作した力作だそうです。公式はこちら

映像がメインの作品なので当然3Dシアターをチョイス。チケット売り場でメガネを渡されたときに何故かちょっと恥ずかしかったです。話には聞いてたけど、やっぱりメガネなんだなあと思わずにはいられない。バック・トゥ・ザ・フューチャーの3Dとか思い出す自分は30代おやぢ。まあ所詮2次元の銀幕に映ってるものを立体に見せようというのだから、どうしたって何らかのインターフェースは必要よね。
それはそうと21時からのレイトショーにもかかわらず座席が3/4ほど埋まってたのは意外でした。この前のイングロリアスバスターズなんて始まる5分前まで自分しか座ってなくて、「すわっ、貸切!?」みたいな状態だったのに(最終的には7人ぐらいいたけど)。やっぱりハリウッド大作で封切り直後だからですかね。ああ、キャメロン補正も入ってるのかな。

どうでもいい余談はこのぐらいにして映画の感想を簡単に。
まずストーリーは陳腐でした。ハリウッドの王道パターンで、日本風に言うとジャンプ的展開ってやつでしょうか。安心して観れるけど退屈なアレです。まあこれは想定内だったのであまり気になりません。
肝心の3D技術ですが、予想より面白かったです。キャッチコピーほどではないにせよ、確かにその場にいる感覚に近かったかも。厳密には現場のすぐ隣の部屋から窓越しに見てる感覚に近いかな。ただ、作りこみにムラがあって、気合の入ったシーンでは思わず声が出そうになるほどの臨場感があるのに、手を抜いてるところは昔からある3D映像と変わらないレベルになったりして残念でした。レイヤーが数えられてしまうような程度のものはいまどきどうかと思います。全シーンのクオリティが最高レベルなら手放しで褒められたのに。自分的にはジュラシックパークを初めて観たときの衝撃は超えられなかったかなぁ。でもお金を払って観る価値は十分あると思いますですよ。
舞台設定/美術/CGに関してはさすがの一言。俗に言う大作映画なので、もうアホみたいに金がかかってて、作りこみも半端ない感じでした。この方向では現時点でハリウッド映画が頂点に立ってるのは間違いないでしょうね。これ以上の絵はどこにも作れないと思います。
ただ、自分はへそ曲がりなので、こういうのを観ると「へー、すごいね」とは思うけど、心は一歩引いてしまうんですよね。ゲームでいうと今旬のFinalFantasyなんかが同じような感じ。お金かければこれぐらいはできるだろうみたいな感情が沸いてきて、素直に感情移入できない。まあ精神が幼稚ってことです。
あとSFファンタジーでリアリティを言い出したら野暮だとは思うけど、やっぱりアメリカ人の考える異世界ってどこまでいってもアメリカっぽさが抜けきれなくて、今回もそれが鼻について仕方なかった。これまで自分が観た映画で地球外のものがそれなりに異質なものとして描かれていたのは『2001年宇宙の旅』ぐらいじゃないかなあ。異星の世界なんて、物理法則が同じなだけであとはもう人間の理解を遥かに超えてるぐらいじゃないとおかしいと思うのだけど。知的生命体にしたって生活様式とか精神構造とか思考パターンとかがまんま人間(しかもアメリカン)なんて、宇宙広しといえど恐ろしく低い確率でしか存在していないのでは。まったく分かり合えなきゃドラマにならんってもの分かるけどさ。普通に別大陸の原住民と接触してるようなノリで、違和感がありました。

なんだかんだで長くなってしまいましたが、この映画、3D技術のお試し作品って意味では上々の出来だと思います。ここまでできるなら今後の映画はもっと期待できるはず。主流になるのはハリウッドだけかもしれませんが、まあ住み分けもできるでしょうし、映画の一派としてこれからも発展し続けるのではないでしょうか。でも、ここまでCGが出張ると俳優とかの演技がもうどうでも良くなってしまって、誰が主演してるかも気にしてない自分がいたりするんですよね。この映画でもシガニー・ウィーバーが結構大きな役で出てたんですが、スタッフロールが流れるまで気がつきませんでした。ちょっとショックでしたね。俳優の演技が最高に面白かったイングロリアス・バスターズと、楽しむポイントがまったく違ったという意味で、この手の作品は従来の映画とはもう別物なんじゃないかなとか、思ったりしました。

 

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『イングロリアス・バスターズ』

(以下、ネタバレ注意)

表題の映画を観てきました。第二次大戦中に連合軍側の特殊部隊(?)がドイツ占領下のフランスへ潜入してナチ狩りをするお話。詳しいあらすじはこちら。掛値なしに面白いです。キルビルがやりたい放題だったので、これも合わないかなと思ったら意外とエンターテインメントしてました。どうしたタランティーノ、金なくなったか。
ポスターとかみるとブラピが主人公っぽいですが、実際にはクリストフ・ヴァルツという人が演じるランダ大佐に全部もってかれてます。演技が素晴らし過ぎる。私はこの映画で初めて知ったのですが、顔の表情としぐさだけでここまで楽しませてもらったのは初めてでした。
作風としては北野映画に三谷幸喜を足したような感じなので、この二つが好きなら楽しめるのではと思います。日本のヤクザ映画を外国で作るとこんな風になるのねって感じ。ラストが豪快に史実を無視してて度肝を抜かれました。いくらフィクションといっても実在した人物をあそこまでコケにして大丈夫なんでしょうか。総統閣下は永遠の悪役だからオッケーってこと?

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