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徒然なるままに10/22

今年の東京モーターショーはエコがテーマの一つなんだそうで。こんなご時勢だし分からないでもないけど、もともと「車」と「エコ」という組み合わせに違和感がある自分としてはなんだか非常につまらない方向へ進んでいると思わずにはいられない。そもそもモーターショーに行こうと考える人たちがエコに感心があるかというとかなり疑問を感じる、ように思うのは自分だけだろうか?なんかタバコを吸っている人に、従来より少しだけ害が少ないタバコを開発して「こんなに体に良くなりました!」って大げさにアピールしてる感じ?どんだけ反響があるんだって思うんだけど・・・・うん、そう考えるとあんがい反響あるかもね・・・。

最近、車好きの友人とよく話しているんだけれど、プリウスとかインサイトとかってハイブリッド車は、その環境性能(?)を実態以上にアピールしてしまっているように感じる。マーケティングの勝利といえばそれまでだけど、それに消費者が踊らされた結果、ハイブリッド車に乗ってる自分は環境に優しいと感じ、誇りに思うとまでコメントする人が本当にいるそうだ。特にアメリカではプリウスの人気が高く、そういう意識の人が少なからずいるとのこと(NHKのニュースでやってました)。燃費が良いという点では確かに環境への負荷が他の車に比べて軽いのかもしれない。けれど、これもよく言われることだけど、日本の現在のハイブリッド技術は製造コストがバカ高く、またレアメタルも使用するため製造時や廃棄時の環境負荷が大きい。車のライフサイクル全体でみれば、従来の車とどっちが良いか一概には言えないというのが正直なところだと思う。車に乗ってる罪悪感を少しでも減らしたい消費者の意識を上手く掴んだ商法だなとは思うけど、商業的欺瞞が見えてしまって個人的にはイマイチなんですよね。単純に公称燃費につられて買ってる人も多いんだろうし。モーターショーに行くような人は私と同じように考える人が多いのではないかと思ったけど・・・・でも、意外とそうでもないのかなあ、けっこう今年もそれなりに人が入ったりするのかなあ、うーん。

結局、何が言いたいのかというと、車はもともと環境に悪い乗り物であって、車の魅力と環境への負荷ってどうしてもある程度比例するものだと思うわけです。少なくとも現在の技術力では。だから、車が環境を考え始めたら、それはある意味自殺行為であって、車好きの自分からすると「そんなにしてまで車に乗りたいの?」と言いたくなってしまう。車がただの移動手段になってそれ以外の魅力がなくなるのなら、もう車じゃなくて公共機関でいい。だいたい、そんなに環境に負荷をかけたくないなら、近くのスーパーへプリウスに乗って買い物行くんじゃなくて、自転車とか徒歩で行ったらどうかってことです。ああ、我ながら相変わらずの極論ですね。自分もバイクで通勤してるくせに(笑)

少しだけ現実的な意見にすり替えるとしたら、今後はガソリン税をもっと高くして、車を気安く使えないものにしたらどうでしょうか(商業車とか田舎での使用は除いて)。車は一部のマニアの道楽、嗜好品にして、基本的な移動には公共機関や自転車を活用する生活スタイルへ移行させる、というのが個人的にはもっともシックリくる流れです。
んで、どうせ車を一部の趣味人のオモチャにするなら、こんなのを金に糸目をつけず、もてる技術力をフルに活用してジャンジャン作って欲しいもんです。

なーんて、大衆車が売れなくなればそういうお遊びに使う資金も確保できなくなるんでしょうけどね・・・。いずれにしても、車は自己矛盾を抱える苦しい時代になったように感じて、個人的にはとても興ざめしてしまう今日この頃。みなさんはどのようにお考えでしょうか?

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Comments

自動車に特段の思い入れのない人間です。買うなら価格と燃費と乗りやすさで選ぶ。
ガソリン税に同意。環境税のような形で負荷を大きくかけるのが良いと思う。自動車の交通量が減れば渋滞が緩和されて環境負荷低減に一層効果的。公用車はともかく商業車、地域に関係なく税をかける。物流費が上がればモノを大事にするだろうし、田舎に住む人は不便と引き換えに良い住環境を得ている。両取りはもう無理。高齢者や妊婦などはタクシー補助とか救済する方法はいくらでもある。普通の人はレンタカーでいいじゃない。将来の世代のために環境保護主義を貫くなら自動車は時代遅れの道具と表現するぐらいの進歩的な政策を打ち出してほしい。もしくは化石燃料、原子力に頼らないエネルギーと電気自動車の組み合わせ。日本経済は自動車産業に依存しているから経済的には大きなマイナスだけど、国内需要は頭打ちだから海外で売って儲けて国内は一歩先に進んだら良い。いずれ世界的に資源争奪戦になって日本が買える分は少なくなるはず。省エネ生活の進化がプラスになると思っています。

Posted by: ササキ | October 23, 2009 at 22:35

車に思い入れのない人がどんどん増えてるらしいね。昔は自動車会社に就職する人はほとんど車好きだったらしいけど、今じゃプライベートでは車にまったく興味のない人も珍しくないらしい。ほんと、時代の流れというか、これからの車はそんな人たちに開発されて、レシプロからEVへと姿を変えていってしまうのかな。これは進化なんだろうか?
とかいう車への思いを敢えて無視して話すと、個人的には人が移動する必要の少ない社会にするって手もあると思ってるんだよね。普段の生活もそうだけど、今の仕事で顔を突き合せないと進まないものがどのぐらいあるのか。製造業の現場とそれに関係する業種はともかくとして、純粋な頭脳労働職とサービス業の一部は将来的に職場がいらなくなるのではと感じる。ま、人間の生理的なもので限界はあると思うけど。今でもすぐそこに居る人と一日中メールで仕事のやり取りをしてるときがあって、何やってるんだろうって思うことがある。人の動きが少なくなれば当然交通量は減る。あとはだいたい君が言ってる通りじゃないかな。医療機関の利用とか、どうしても移動が必要なときはそれ相応の対価を払うことになるし、人によって社会的補助はやっぱり必要かな。
物流費が高くなることで物を大事にするようになる、というのはちょっと乱暴な考え方な気もするけど、個人的には好きな発想だね。いずれにせよ今の社会の仕組みを変えて、何らかの新しいバランスで安定するまでに人口の減少とか貧富の差とか相当ゆがみが出てきそうだけど、どれだけその過程の痛みを減らせるかだなあ。

Posted by: 通りすがりの管理人 | October 24, 2009 at 00:35

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