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徒然なるままに6/1

またしても旧聞に属する話題。去年の暮れに某ファイティングファンタジーシリーズの傑作ゲームブックがリニューアル復刊したという(リンク先は旧版)。話には聞いてたけど公私ともに忙しくて忘れ去っていたそれを、今日、本屋で偶然見かけた。一瞬、ただのライトノベルだと思ったら、帯にゲームブックの文字が・・・・。心の奥底からため息が出た。なんでこーなっちゃうのかと。

簡単に言うと、何もかも今風になってた。絵柄は日本お得意のアニメ調。目が大きくて髪はカラフル。主人公は歳若いお姉ちゃんに変ってた。ACが異常に高そうなビキニっぽいアーマー(これは原産国でも良く見かけるけど)に、軽くて何も切れそうにない剣。「えい」っとかって気の抜けた掛け声とともに星のエフェクトが出てきそう。いや、ホントまいった。

頭の固いおやぢの愚痴は聞き飽きたと言われそうだけど、やっぱりこういうのはどうかと思うわけです。敷居を低くしてまずは触れてもらうことが大事とかって、この手の商法を正当化したがる人がいるけど、メディアミックスの類と同じでただ儲けたいだけじゃないかと思わずにはいられない。別に萌えとかそういうのが嫌いなわけじゃなくて、もう単純に元作品の味を蔑ろにして欲しくないという一点に尽きる。ファイティングファンタジーの世界観を無視するのなら、オリジナルでやれば良いじゃない。なんでわざわざ古典を掘り起こして一部の日本人が好む「記号」に置き換えにゃあかんのですか。もう、さっぱり理解できない。逆もまた然りだと思うんですよ。某ハルヒが渡米してアメコミちっくに筋肉むきむきになってたら面白いですか?アメリカンは爆笑かもしれないけど、日本人からしたらなんじゃそらってなりません?異文化を自分たち好みに改竄するのはもう止めようよと言いたい。なんでその異質さをそのまま理解しようと努力しないのか。

んで、ネットの評判が意外と好意的なのがまた我慢できない。もうね、器が小さいとか言われても構わないんでぶっちゃけるけど、昔とのギャップが面白いとか、旧版と比較しながら遊ぶと感慨深いとかわけわかんねえよお前ら。ゲームシステムとかバランスが変更されていないのがまた腹立たしい。それさえも変ってたら「別物」と見なせたのに。萌えキャラがページめくるたびに死んでるのってどうよ。乾いた笑いしかこみ上げてきません。

繰返すけど、日本のアニメとかラノベとか萌えが嫌いなわけではないんです。あれはあれで良いから、他の文化も尊重しましょうって話。パロディに噛み付くのミットモナイって言われそうだけど、やっぱり限度ってもんがあるんではと思う。

 

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