« June 2007 | Main | August 2007 »

『精霊の守り人』読了

和風ファンタジー読み終わりました。
素直なストーリー展開と暖かみのある登場人物が魅力の素敵な作品でした。持ち主に元は児童書らしいと聞いて、さもありなんと思う反面、主人公の心情は子供では理解が難しいだろうなと思ったり。子供の頃と大人になってからと2度美味しい小説かもしれませんね。
台詞の端々に表現されている「他人に対するいたわり」に心が洗われるようでした。屈折した登場人物など皆無で、誰もがそれぞれの立場で筋の通った行動をとるところが非常に小気味良かったです。まるでジブリ作品みたいなノリだなあ、というかジブリがアニメ化しそうな話だなあと思ってたら、既に別のところがやってるみたいですね。

とにかく良作です。国産ファンタジーも捨てたものじゃないという良い見本だと思いました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ジワジワ来てます

今日はスポーツの話。

自分、実は6月ぐらいからアメリカンフットボールにはまっています。もちろんプレイするわけではなくて、観戦がメインです。
(やったら3秒で死ぬと思います)

戦略性の高いスポーツだと聞いていたので昔から興味はあったんですが、ルールが複雑なのと日本では知名度がイマイチで、どうにも踏み込めないでいました。
それがなんで今更アメフトなのかと問われるととても困るのですが、まあ正直気まぐれです。
最初はとても軽い気持ちで一般常識として知っとくかとWikipediaで調べてみたのです。そこで目にした言葉が私の琴線にクリーンヒット。

曰く、『選手はポジションごとに明確な役割がある』と。

いいじゃないですか。「役割分担」とか「適材適所」とか、自分大好きです。
いや、もちろんどんなスポーツだって役割分担はあるだろうと思います。しかし調べてみるとアメフトの専門化ぶりは他のスポーツの比じゃありません。大抵のスポーツは基本的にボールがあるところでしかプレイが行われません。ボールから遠く離れたところにいる選手は、その時に限って言えば、ゲーム展開に何も寄与していないことが多いと思います。
しかしアメフトは違います。全てのポジションに何らかの明確な役割が存在し、ボールが近くにないときも彼らは全力で自分の責務を果たしているのです。そうして11人全てのプレイヤーが自分のポジションで最高のパフォーマンスを発揮することで、初めてチームがチームとして機能し、ゲームが成り立つ。それがアメフトなのです。たぶんそんな感じです。

えーっと、ぶっちゃけまだ勉強中で、実はそんなに良く理解できてません。なんせ実際の試合がなかなか観れないこともあって、文字ばっかり追っててもイメージがわかないのです。しかし9月になれば本場アメリカのNFLが始まるので、それまでに観れる環境を整えておこうと今、地元のケーブルテレビを調べているところ。どうもGAORAか日テレG+が良さそうな感じです。

というわけでメチャクチャはまっとる、というわけでもないのですが、知れば知るほどゲーム性が自分好みであることがわかり、最近自分の中でジワジワっと盛り上がっております。当面の悩みはアメフト好きな人が周りにいないので、自分が理解した(と思ってる)事が本当に正しいかどうか分からないところでしょうか。特にフォーメーションと戦略については、まだまだ理解できていないところが多いです。
ちなみに昨日、試合の流れを理解したくて悩んだ末にMaddenNFL07というPS2ゲームを購入しました。ゲーム内がオール英語でときどき意識が飛びそうになりますが今のところなんとかついていってます。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

『容疑者Xの献身』読了

(注意! 未読の方はこの先読まないでください)
 
 
んー、東野節が炸裂してましたね。なかなか楽しめました。
この人の作品は何かあると思って読んじゃうので、どんでん返しで「エエエーー!!」とはなりませんでしたが、相変わらずよく考えてあるなあと感心しきり。このクオリティで量産できる作家さんて、なかなかいないんじゃないでしょうか。いや小説界ぜんぜん詳しくないですけど。

数学に関してのくだりは、やはり森博嗣の作品を彷彿とさせられました。特に「数学が何の役に立つのか」ってところ。率直に言ってこっちの回答の方が嫌味もなく正論だと思います。森博嗣は奇をてらい過ぎていて鼻につく感じ。

それはそうと、この手の作品でトリックにいちゃもんつけるのはヤボだと思いつつ、なんとなくシックリしなかったのが以下の点。
(激しくストーリーばらしてるので注意)
 
 
 
 
後から本命の死体が見つかっても、既に死んでいる(と考えられている)人なので身元が特定されることはない、というくだり。実際どうなんですかね。身元の照合方法にもよると思いますが、既に死亡している人のデータとは照合しない、とは限らないんじゃないでしょうか。それにDNAで鑑定するには時間がかかるので、その頃には容疑者Xさんの刑は確定しているだろうから覆しようが無い、という点もちょっとひっかかりました。時効にならないかぎり、新しい証拠が見つかれば捜査し直すのではないのかな?もう犯人はXさんに確定しちゃったから、この話は終わり、とはならない気がします。そういうもんじゃない?ま、どっちにせよ些細なことですね。


次は和風ファンタジーに挑戦予定です。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

今までありがとうございました

Eq0707151
 
本日をもってEQ2を引退しました。
今まで一緒に遊んでくれた方々に感謝です。

思えばMMO黎明期のタイトルから遊ぶことができて、自分は本当にラッキーでしたね。それが当たり前になってしまう前の、みんなで新しい体験を共有している、というドキドキ感を(短い間でしたが)味わうことができました。あれは本当に楽しかった。今はもう巷にはMMO形式のゲームがあふれていて、遊んでいる人ももう慣れっこで、良くも悪くも落ち着いてしまいましたが、また新しいカタチのネットゲームが登場したときは、なるべく早い時期に挑戦して黎明期の混沌とした雰囲気や手探り感を楽しめたらいいなと思っています。

引退するにあたって、このBlogをどうするかちょっと悩んだのですが、とりあえずタイトルを変えて続けることにしました。
どんなに忙しくなってもゲームをまったくしなくなることは恐らくないと思うし、日常生活以外の趣味的な話をチマチマと書く場所として使いたいと思います。まあ忘れたころに更新される亀サイトなのは変わらないと思いますが・・・。

それではこれからもよろしくです。

| | Comments (7) | TrackBack (0)

『夜のピクニック』読了

ドラゴンランス伝説も2巻まで読み終わってしまい、ちょっと一休み。
気分転換に違う小説に手を出してみました。

高校生が歩行祭という、一昼夜(24時間)ひたすら歩き通すというイベントを通じて、学友といろいろ語り合うみたいな話。ぼちぼち面白かったです。日本人はこういう心の機微とか場の空気みたいなものを表現するのが上手いですね。単に母国語の小説だからそう思うだけかな。でもウェットな感じというか、作者の感性が滲み出てるようなところは人によって好き嫌いが分かれそうではあります。あと「綺麗すぎる」というのもあるかも。不純物のない結晶を純粋に美しいと思うか、嘘くさいと感じるかは人それぞれでしょう。私は好きですが。
とりあえず自分の中で「ファンタジー青春小説」と名づけておきました。そういうカテゴライズはもういいですか。そうですか。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« June 2007 | Main | August 2007 »