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最後の一撃は

『ワンダと巨像』を買いました。

どうなんでしょうか。とりあえず予想通りゲーム性はあまりありません。一種のシミュレータですかね。かなり甘い再現性ですが、雰囲気は味わえます。「ああ、自分は今、巨大なモノに立ち向かっているんだなあ」っていう。それが全てといったら言いすぎかもしれませんが、その雰囲気をじっくりと味わえないとこの作品はあんまり面白くないんじゃないかと思います。
僕なんかはこれ、一種のロールプレイングゲームだと思うんですがどうでしょうか。
 
たとえば草原を愛馬と一緒に走る。途中、小さな泉を見つけて一休みをする。一息ついて、アグロを呼び、古の剣をかざして目的地を確認し、再び走り出す。

基本的に巨像と戦う合間はずっとこんな感じです。「スタート」→「巨像を探す」→「倒す」→「スタート」→・・・という大変単調な繰り返しゲームですので。
で、上の例で言うと、正直なところゲーム的に移動中休む必要はまったくありません。疲労度とかあるわけじゃないので。
ないんですが、綺麗な泉をみかけたらそちらによってみたくなるのが人情ってもんじゃないですか。そこで体力が回復するとか、泉の精霊が出てきて何かくれるとか、そういうゲーム上のメリットがなくても、美しい景色に人は魅かれるものです。そういう主人公を演出したくなる魅力があるという意味で、この作品はロールプレイングゲームだなあと思うわけです。
わかりやすく言うと、独りで勝手にシチュエーションを想像して恍惚とできる人向けということです。いわば妄想系。
私にぴったりです。

 
一つ気になる点をあげるとすると。
この作品、主人公とプレイヤが心理的な面で微妙に一致しません。
CMでも使われている「最後の一撃は、せつない」というコピー。これが自分的にはうーんって感じです。
確かにせつないんです。巨像を倒した瞬間、ああ、なんの罪もないのに殺してしまったという罪悪感。あんなにも巨大で生命力に溢れていたものが朽ちていく瞬間に、なんともいえない寂しさを感じます。
でも、主人公はそれでも巨像を倒し続けなければならないわけです。なぜならそれは大切な人を蘇らせるために必要なことだから。
でも、この大切な人の説明が一切ないんです。名前も、主人公との間柄も、なんで死んでしまったのかも。

正直、「なんでこんな殺生せなあかんのやろー」とか思いながらやる方も多いんじゃないですかね。てか最後まで明かされないんでしょうか。まだ序盤だからこれから追々説明があるのかな。
気になります。

とりあえず、そのへんの設定も全部妄想しとけってことですかね?

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Comments

>なんで死んでしまったのかも

最初に生贄にされたらしき事言ってますよ~
俺的には、一体倒すたびに○○れてるんだな~って表現がいかにもって感じで好きだけど・・・

ところであれって、弓だけで倒せるモンなのかな?

Posted by: 愛すべきボンクラ | October 29, 2005 at 18:23

うーむ。やってないけど、単調なのはいやだなぁ。巨像発見!ってところから開始してほしい気持ち。あと大義名分が必要なら山があるから登るんだーみたいなシチュエーションのほうが判りやすいんかな。
わたしは「逆転裁判」4話クリアしそうなところ。DSってスーファミみたいでいいね。演出過剰じゃないところとか、容量が厳しい分工夫している感じが。

Posted by: ささきん | October 30, 2005 at 00:52

いやー、正直言うとささきんには向いてないかもと思う。
ゲームというより観賞ソフトなんだよね。作り手の演出の中で楽しまないといけない作品なので、人のペースに合わせるのが苦手な人とか割と駄目かも。俺は好きだけど安易にオススメできないって感じ。

>ボンクラ
弓だけでも一応ちょびっとダメージ入るから、根気良くやればいけるかもなー。
でも最後の一撃は剣で弱点突かないと、ムービーと矛盾しちゃう?

Posted by: 通りすがりの管理人 | October 30, 2005 at 01:16

こんばんわ~
名前でわかるよね、誰だか?
とりあえず初コメントです、以後よろしく。

自分も「ワンダと巨像」買いました。
でも全然進んでないよ~。
一緒に買った「メモリーズオフ#5」のほうを
やっちゃってるかな・・・。

ではまた

Posted by: うめきち | October 31, 2005 at 03:19

おー、うめきちさんいらっしゃい^^

ワンダはゆっくりやった方がええ気がします。
一日一体とか。
そうしないとあっという間に終わっちゃいそうだよね。

メモリーズオフシリーズは未プレイですなあ。
最近ADV系はご無沙汰気味。あ、逆転裁判はやったか。
秋も深まってきたことだし、夜長に
お茶でもすすりながらミステリー系かホラー系を
やってみたい気分。
面白いのあったら誰か教えて~。

Posted by: 通りすがりの管理人 | October 31, 2005 at 08:18

フリーのサウンドノベルは「ひとかた」だった。個人作成にしてはスゴイよ。画像は無いけどね。プレイ時間は10時間ぐらいかな。ちなみに一本道です。公式HPでは配信終了してるけど検索すればどこかで見つかるんじゃないかと(そうやって見つけたし)。ゲームというよりは小説の類だと思う。

Posted by: ささきん | October 31, 2005 at 22:33

「ひとかた」見つけた。
結構古い作品みたいだね。
時間みつけてやってみます。
ちなみにMIDI版とMP3版とかあるみたいだけど
どっちが良いとかあるん?
(てかMIDI版ってどういうことかよく分からん)

Posted by: 通りすがりの管理人 | November 01, 2005 at 07:34

音源どっちか、ってはなし。MIDIのほうが軽いけどMP3のほうが良いんじゃないかと。

Posted by: ささきん | November 01, 2005 at 23:13

おーなるほど、音源だけの話ですか。
俺はまた朗読してくれるのかと思ったよ。
それはそれで怖そうだとか独りで勝手に想像。

そういうサウンドノベルも面白そうだよね。
読む速度も人の好みがあるだろうから5段階ぐらい
用意しておいてさ。
大変か。

Posted by: 通りすがりの管理人 | November 02, 2005 at 07:39

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